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喜びは悲しみのあとに

悲しいことを書くとすこし涙もろくなるのだけれど、大事にしたい部分だから、ちょっと書き留めようと思う。中2中3あたりかな。いじめられてた。嫌がらせを受けた。誰がやったか、だいたいは見当がつくのだけれど、よくわからなかった。真似する人がでてくると困るので詳しくはかかないが。それで、結局どうしたか、というと学校を休んだ。ものすごい罪悪感があったが体の不調もあり、学校に行けなかった。しばらく休んでどれくらいになったかは思い出せないけれど、中3の12月くらいにやっといじめから解放された感じだった。クラスで頭がよく常に1番をとっていた彼をやっと追い越した。9教科820点でやっと学年1位になった。それから、周りの取り計らいもあって無事に卒業できた。もし、2位だったら、いじめは続いてたかもしれない。そう思うと、『2位じゃダメなんですか?』という問いははっきりとダメです。と僕なら言うだろう。それが言えないなら、本当に必要な力ではない、ということだと思う。だから今、中学生や高校生に言えるのは実力をつけること。けんかで負けないように体力をつけること。走ること。知恵を得ること。判断の速さが命運をわけることもある。そして、10年20年たって、やっと1つの答えに出会うこともあることを知って、一番最初にやろう、と思ったことを大事にして、ときには休んで、ときには全力で、そして穏やかに物事に取り組んでみたらどうか、と提案したい。急げば時は早く過ぎ行き、じっくり考えれば時はゆっくり流れゆく。

悩まない人はいないのだから。悲しまない人はいないのだから。悲しみのあとから喜びがくるように祈っている。

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