(タイトル変更)旅再音【たびたびのおと】⑰京都市・嵐山


皆様、ごきげんよう。このたび、この記事のタイトルを変更させていただく事にしました。これまでは自分で適当につけたタイトルでしたが。今回から亡くなった母がつけた名前に変更することにしました。先日自分の部屋から出てきた一冊のノート。(noteではなく普通のノート)そのノートには、旅行に行く時の日程に、自分がイラストを付けて、母に旅程を説明するためのものだったのですが、母はそれに、『旅再音』と名付けてくれました。
最初は意味が解らなかったのですが、それは【たびたびのーと】と読むそうです。言われると、深いなと思うし、自分のつけた浅いタイトルとはやっぱり違うなと感心します。母は自分の住む市の、とある公募で優勝した人で、私にとって自慢の母です。もう、更新されない我が家の旅の記録、【旅再音】を今、書いているnoteのタイトルにさせてもらおうか。私の小さなnoteの記事にも、何人かの優しい方々が見てくださっています。その記事を母にも見てもらえたらいいかな…と思ったのです。母は何でもできた素敵な人でしたが、少しでも追いかけられたらいいかなと思い、勝手ながらタイトル変更させていただくことにしました。前置きが長くなりましたが、新しいタイトルでいざ、行きましょう。

京都市・嵐山

母の故郷である嵐山です。有名な場所で、私も子供の頃は良く行った街です。高校の頃に家は無くなって、しばらくは嵐山に足が向くことはなかったのですが、だいぶたってからようやく嵐山に再々訪れられるようになりました。オトナになってから行くと、子供目線では見えなかった景色が見えます。母の家は母が子供時代、有名な天龍寺の敷地内に間借りしていたらしく(坊さんではない)私が子供の頃は別の家に住んでいましたが、毎回、天龍寺の前を通って家に行くので、天龍寺には深い思い入れがあります。
母が亡くなったこともあり、やはりこの場所は訪れるべきでしょう。
大人になって何度か行っているので、情報はある程度インプットされています。子供の頃になかった阪急電鉄の嵐山駅前に大きなホテルができています。まあできたのは何年も前ですが、子供の頃はなかった話です。あのころはコンビニも人力車もなかった。コンビニは世代的な問題として、嵐山の人力車は比較的最近できたもので、江戸時代からずっとあった訳じゃないんですね。子供の頃はあまり行ってても観光はしなかったので、そこまで詳しくはないですが、大人になってから母と子供の頃は見れなかった景色を観ました。今後行くとしたら、母の心を持って、一人で見るのかな。よくテレビなんかで映る渡月橋は何度も見た懐かしい風景です。これからは何度も行くことはないとは思いますが、必ずこの場所にはあと一度は必ず行きたい。最後の懐かしい風景を母と一緒に見たいと思います。


頑張ります。