(85) それは本当のあなたですか?って言いたいんですよね?

おはようございます.ぽてぽていきましょう.
休日もあいかわらず平日と同じ時間に起きます.
いいことなのかそうでないのか

昨日,面談がありました.
去年,休職の引き金となった,上司との面談です.
ぼくはこの面談に向けて,かなり準備をしてきました.
まず書類.
面談には自己申告書が必要です.
目標などを書きます.
学習指導要領や生徒指導提要から大いに抜粋し
言葉など指摘がこないように準備しました
また,具体策も書きます
具体策はもまた,全国の実践例を調べ
その実践例をもとに
先日の研修会でのキーワードをトッピングし
我ながら完璧に近い書類を完成させました.

さらに病院,心理士さんとのセッションにて
話す内容,病気の現状,これからの対策,上司へのお願いなど
話すべきことを整理
話し方は,事実を淡々と
感情を込めずに,説明する.

本番では,全てを遂行しました.


ぼくの話を聞いた上司は,こう言いました
「理論武装をしているような感じがします.AIがしゃべっているようで,以前のあなたらしさが出てこないのですが・・・」

は?

思わず笑ってしまいました
そこからです.ぼくの中のFCが急に顔を覗かせてきたのは

「そりゃそうですよ.去年,面談がきっかけになったんですから.最高の準備をしてきましたよ!」

「面談に対して,ドキドキしていた,緊張していたということですね.まだ私が,そのような雰囲気を出していたということですね.申し訳ない.」


は?


またぼくは,笑ってしまいました.

「いや,そういうことではないですが,やっぱり,気になりましたよ!でも,これで,少し,心が楽になりました.」

それからは,ジムの話や,体力的な話など
雰囲気がなごむ,他愛のない話が続きました

「ありがとうございました」

部屋を出たぼくは
これで本当によかったのか
わからなくなりました.

突き通そうと思えば
AIなぼくを突き通そうとできました
しかし
上司が,ぼくをあまりにも心配し,下から下からくるもんだから
その,去年とのあまりにも違うもんですから
ぼくの中のFCが出ちゃったのですね

職場環境としては
去年のようなぼくでいた方がいいかもしれません
しかし,上司に言われたことは
一生忘れることはない事実として
頭に深く刻まれているのです
ぼくもあれから変わりました.自分を守る術を少しずつ,身に付けるようになりました

許す,という言葉はまた上からで違うような気がしますが
去年を踏まえて,どういう自分であれば.
どのように上司と関わればいいのか
一気にわからなくなりました.

こういう文章を書きながらも
混乱している自分がいます

つまり上司は
変わろうとしているんだな
そう思います.

なんか,これが
喧嘩したあとの
こうむずむずした感じ?

なのかなあ

放課後は職員作業でした
プール掃除をしようとしたぼくを
上司はすみっこに連れて行き

「帰っていいから.大丈夫だから.」
と言って,早く退勤させようとしました.

ちょっとぶるっとしたのですが
というか,作業したかったんですけど

「あ,はい」
と言って,退勤しました.
上司なりの,優しさ?

でもこれ,子供にはやっちゃいけないよなあ
「体調はどう?早く帰る選択肢もあるけど,どうしたい?」
ってぼくなら聞くけどなあ
なんて考えながら,帰りましたとさ