渋谷のクロネコ

大好きな福山雅治さんの音楽についてや、読んで楽しくなる文章を書ければと思いますのでよろ…

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大好きな福山雅治さんの音楽についてや、読んで楽しくなる文章を書ければと思いますのでよろしくお願いします(^^)

最近の記事

ルースターズと福山雅治 楽曲の影に花田裕之さんの影響

 福山さんの曲を、新しい視点で聴くシリーズ⑤  今回は福山さんが大ファンであるTHE ROOSTERSについて、メンバーと福山さんの関係性や、コラボレーション楽曲について書いてみようと思います。    THE ROOSTERSは80年代の九州を代表するロックバンド。大江慎也さん、花田裕之さん、井上富雄さん、池畑潤二さんの4人でデビューし、メンバーは後に入れ替りがあります。音楽スタイルとしてはローリングストーンズなどの流れを汲んでおり、初期の勢いあるめんたいビートや、中期の

    • 井上鑑と福山雅治

       福山さんの曲を、新しい視点で聴くシリーズ④  今回紹介するのは、長きに渡り福山さんのアレンジャー、そしてライブでのバンドマスターを務める井上鑑さんです。音楽業界でも有名な方で、知っている方も多いとは思いますが、あらためてその魅力に迫っていきたいと思います。  井上鑑さんは、東京世田谷区出身の作編曲家、作詞家、ピアノ、キーボード奏者です。チェリスト・井上頼豊さんの長男であり、奥様のやまがたすみこさんもミュージシャンです。CM音楽作曲から始まり、寺尾聰さんの『ルビーの指環』

      • THE MODSと福山雅治

         福山さんの曲を、新しい視点で聴くシリーズ3  有名な話ですが、中学生の福山雅治さんが、友人のお兄ちゃんの部屋から聴こえてきたあるバンドの曲に衝撃を受けました。THE MODSです。  今回は福山さんが自らの「原点」と語るTHE MODSと福山さんの接点を書いてみます。モッズはめんたいロックの代表格です。途中メンバー交代もありましたが、現在は森山達也さん(vo、g)、苣木寛之さん(g)、北里晃一さん(b)、佐々木周さん(ds)の4人で活動しています。  福山さんは『不良

        • 「CD」の良いところを書いてみました

           この記事を読んでくれているあなたは、少なからずCDへの興味がある方だと思います。  そんなあなたは、最近CDショップが減ったり、アーティストさんがCDを出さなくなったり、ネガティブなニュースも増えて少し寂しい思いをしてはいないでしょうか?  たまにですが、私もそう感じることがあります。最近は「CDはもう時代遅れ」という風潮もあり、なかなか好きを公言しにくくもなりました。  でも大丈夫です。この記事では「CDの良いところ」にフォーカスを当て、今後CDが生き残る未来の話も

        ルースターズと福山雅治 楽曲の影に花田裕之さんの影響

          ARBと福山雅治 石橋凌さん、白浜久さんからの多大なる影響

           福山さんの曲を、新しい視点で聴くシリーズ②  今回紹介するのは、福山さんがリスペクトするバントとしてよく名前のあがるARB(A.R.B)です。  ARBは俳優でもおなじみの石橋凌さんを中心としたロックバンドです。ARBの特徴は、ワークソングをテーマとした社会的な作風と、メンバー交代が多く、様々な化学反応から生まれた幅広い音楽性が魅力です。  中でもギタリストは田中一郎さん→斉藤光浩さん→白浜久さん→内藤幸也さんと移り変わり、それぞれにサウンドも個性があることから「第~

          ARBと福山雅治 石橋凌さん、白浜久さんからの多大なる影響

          SIONと福山雅治

           福山さんの曲を、新しい視点で聴くシリーズ①  この記事では、福山さんの音楽を語る上で欠かせない存在であるSIONさんを紹介します。  SIONさんは山口県出身のシンガーソングライター。聴く人に寄り添い勇気づけるような、強く優しい楽曲を多く産み出しています。Twitterを見れば優しいお人柄がわかると思うので、気になる方はぜひチェックしてみてください。  福山さんは長年にわたりSIONさんへの憧れを公言しています。長崎から東京に出てきたときはSIONさんの『街は今日も雨

          SIONと福山雅治

          音楽ルーツでたどる、福山雅治さんの「今」

           今日は福山雅治さんのデビューから「今」までの音楽性が、どのように変化してきたかを、私の個人的な解釈で書いてみようと思います。  過去から遡るので、少し長旅にはなりますが、楽しんで読んでいただけたら嬉しいです。  以下本文です。  まず結論で言うと、福山さんの音楽スタイルは以前と大きく変わりました。  恋愛から多様な愛の形にシフトし、生きること、過去のこと、未来のこと、残すべきテーマが生きた血となり楽曲を駆け回り、世間のイメージする福山雅治像とのギャップを感じます。

          音楽ルーツでたどる、福山雅治さんの「今」