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グッドパッチ式ワークショップでデザイナーとPMの連携を加速させた話

こんにちは、ファインディのプロダクトデザインチームです。

先日、グッドパッチさん主催の「情報設計を軸にしたUIデザイン」というワークショップに、ファインディのプロダクトマネージャー(以下PM)とプロダクトデザイナーが参加しました。
この記事では研修の流れと学びについて改めてまとめたいと思います!

どうしてこの研修を行うことになったのか

この1年でPMとデザイナーの人数が大幅に増え、以前よりも遥かに新規開発や機能改善が進むようになりました。

これはとても喜ばしい事なのですが、各プロジェクトに焦点を当ててみると、進め方に統一感が持てていない箇所や、デザインにおいても設計思想が個々人のやり方になってしまっている部分がありました。
その結果、UIが完成するタイミングで、もう少しブラッシュアップが必要になったりと価値提供の面において伸び代を感じていました。

そういった伸び代を解決するため、「オブジェクト指向UIデザイン」の輪読会を以前から実施しており、知識として身につける事ができてきたため、次は実践形式を通してさらなる学びを得ようとグッドパッチさんの研修を受ける運びとなりました。

グッドパッチさん式「情報設計を軸にしたUIデザイン」のワークショップ

研修はファインディのオフィスにて行われ、プロダクトデザイナー3名、PM8名の合計11名が参加しました。

前半は@usagimaruma氏から情報設計の定義や考え方、実際にグッドパッチさんではどう活用しているかの講義、後半は@hanhsiang氏と@ykkntn氏によるワークショップという流れで行いました。

@usagimaruma 氏からの講義の様子
@hanhsiang氏と@ykkntn氏によるワークショップ

ワークショップではプロダクトデザイナーとPMを交えた合計4グループで、お題として出された「飲食店従業員が使用する予約管理システム 」の情報設計からワイヤーフレーム制作を行いました。

ワークが終わったあとは各チーム毎の発表を行い、グッドパッチメンバーから情報設計の観点と、UIデザインの観点から「好きな点」のフィードバックを頂きました。

アウトプット発表の様子
チームのアウトプット1
チームのアウトプット2

同じお題に対してのアウトプットにも意外とチームによって違いが出ていて面白かったです。
同様のお題をグッドパッチさんの若手メンバーも制作したことがあったようで、そのアウトプットも見せていただいたのですが、そちらもそれぞれ違っていて設計段階のコンセプト設定によって変化が出るんだなと実感しました。

グッドパッチさんからのフィードバックには「実装面を考慮すると一見面倒そうな箇所もユーザー目線で入れているところが面白い」「もっと尖ったアウトプットがあっても面白かった」というものがあったりと、グッドパッチさんの目線に触れることが出来て勉強になりました。

研修を終えて

ワークショップ後はPMとデザイナーのメンバーひとりひとりが研修で得た内容を明日からの業務にどう
活かすのかアツい決意表明を行い幕を閉じました。

Slackでのアツい決意表明

後日早速PMとデザイナーのMTGにて研修でのフレームワークを使用する場面もあり、早速実際の業務にも活かされています!

実際に業務でフレームワークを使用した時の様子

感想・学び

デザインチームメンバーの感想をそれぞれ綴ります。

よりぴぃ

情報設計とは?という基本から、グッドパッチさんではどんなことに重きを置いているかまでがわかる、とても学びのある時間でした!

参加していたいろんな人の視点からフィードバックをお聞きし、同じサービスでもコンセプトや設計思想次第でUIが変わることをこのワークショップを通して改めて体感し、コンセプト設計の言語化の重要性を感じました!

また、実際業務の中でも感じていた伸びしろを改めて再認識できたので、これからもっと良いプロダクトにしていけるように開発プロセスに活かしていきます✨

mos

UIに起こすまでの情報整理とコンセプト設計の重要さを改めて実感。

とりあえず作り始めるのではなく、作成箇所のコンセプト設計とユースケースを抜け漏れなく整理してから画面に落とし込んでいけるよう意識していきたいと思いました。

また今回PM陣と事前課題〜アウトプット発表まで協力して進める中で、改めてPM陣は要件定義において様々なパターンを考慮しながら素早く要点を洗い出して思考している姿を目の当たりにしてリスペクトが高まったと同時に、我々デザイナー陣は話してることを形にするのがとても早いということにも気づく良い機会となりました。

お互いの得意分野を活かしながらデザイナー陣も情報設計部分に交わっていくことで今後コラボレーションを高め、より良いプロダクト作りをしていきたいです!

とぅー

実際のデザイン制作やプロジェクトを進めていく中で迷う場面は多くありますが、いつでも立ち返る事ができる「自分たちが届けたい顧客体験・コンセプト・設計思想」がある事で迷いも少なくスピード感を持ってサービス開発ができると思いました。
早速実際に現場でも今回学んだワークを用いてプロダクト開発に取り組んでいます!
こういった情報設計・UI制作のワークショップをPMが主催してくれた事で、今回の考え方をプラスしてコミュニケーションを取る事ができますし、今後のサービス開発にも良い影響が生まれると思います🙏

最後に

今回の研修での学びを活かしつつ、プロダクトマネージャー・プロダクトデザイナーで連携を高めて引き続きよりユーザー体験に向き合ったプロダクト作りに励んでいきたいと思います!

そしてファインディでは現在プロダクトマネージャー・プロダクトデザイナーを募集しています。
エンジニアに最も愛されるプロダクト作りに少しでも興味を持たれた方はぜひカジュアル面談でぜひお話しましょう!




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