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私が自殺しなかった理由


相次ぐ俳優さんの死を受けて
アメブロに載せた「私が自殺しなかった理由」をnoteにも記事にしました。
少しでも死にたい人、死なれた人の気持ちがわかればと思います。

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私も中学のときに数日間、と
22歳から数年間、そして
初めての子を生んだ産後の数週間、
死んでしまいたいと思い苦しんだ経験が。

中学のときは
クラスの女子ほぼ全員からの無視で

22歳のときのことは
数日前にアップされた
美心プロジェクト」のnoteの中で
説明しています。


33歳のときは
3日3晩の寝ずのお産による高血圧で
全く眠れない日々が5日以上続き
バランスを崩しました。

待望のベビーが生まれたのに
未来への明るい展望が
1つも描けなくなるんです。

お先真っ暗。
産後うつでした。

大切な人たちがいて
自分には責任があることはわかっている。

責任を果たさないといけないことは
誰よりもわかっているのに
心も身体もまったく言うことをきかなくなる。

弱音を吐けない、無責任になれないジレンマが
自分をさらに追い込んでしまうんです。

命を経つ手段をいくつも模索しました。

ベランダから下を見下ろしたり
夜の海の入水自殺を考えたり
駅を通過する電車を見つめたり
乗った飛行機やバスで何度も事故るように祈ったり。

私が自殺しなかった理由は

1、勇気がなかった

2、母親の涙を想像した

3、自殺したら、亡くなった彼には二度と逢えないと感じた

4、これは 「修行・学び」 だと思うようにした

特に、第六感で
自殺者は、寿命や天命で亡くなった人とは棲む世界が違くなってしまうだろうと思うところがありました。

生きていても地獄だったけど
死んで地獄は嫌だった。

自殺しても亡くなった恋人に逢えないなら、苦しくても最後まで生きて必ず彼と同じ世界で逢いたい、そう思ったのです。

自分の弱さを見せることができたら
こんなにも苦しまなかったのだろうけど

性格的に
人に弱さを見せることができなかったのも
自分をとことん追い込んでしまった一因です。

弱さは、甘えだと恥じていたから・・・

私が楽になれたのは
父や母、友達や、夫に
正直につらい、苦しいと泣きながら言えたとき。

私は、一時期、生きていたくないと苦しんだけど
置いてきぼりにされた人の悲しみや苦しみも
身を引き裂くほどのものであることを
ここに伝えておきたいと思います。

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