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#8 サイボウズが100年先にもたらすもの
ー INTRODUCTION ー
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【Finding the GOOD presented by 鎌倉投信】
2024年5月マンスリーゲスト サイボウズ株式会社 代表取締役社長 青野慶久さんに逢いに行ってきました。
4週にかけて、インタビューの様子を公開します。
▼聴く「Finding the GOOD」番組公式Podcast
これまでの放送はこちらでチェックを!
▼観る「Finding the GOOD」番組公式Instagram
観て楽しみたい方はこちらをチェック!
https://www.instagram.com/ftg_gallery/
ー PROLOGUE ー
今回はサイボウズ株式会社が本社を構える東京日本橋タワーに伺いました。
歴史情緒と近代的な街並みが融合する粋な街、日本橋から、国内にとどまらず、世界に向けて、挑戦を続けるサイボウズ株式会社。
スピード感のある成長を生み出し続けられるのはなぜなのか。どんな理念を掲げ、社会にどんなインパクトを生み出しているのか。
これからの社会にとって本当に必要とされる「いい会社」を厳選し投資する、鎌倉投信も大注目しているサイボウズ株式会社。今月はサイボウズ株式会社 代表取締役社長 青野慶久さんの価値観を紐解いていきます。
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▼インタビュー[#5 サイボウズが成長を続ける理由]を聴く!番組Podcastはこちらから
▼インタビュー[#6 チームワークを高める「理想への共感」とは]を聴く!番組Podcastはこちらから
▼インタビュー[#7 サイボウズ経営者が覚悟を決めた転機 ]を聴く!番組Podcastはこちらから
ー INTERVIEW ー
この番組は"いい”に逢いにいくラジオということで、今日は青野さんに”愛着を感じるもの”をご用意いただいています。何をお持ちくださったのでしょう。
はい。これはですね、「クージー」というものです。私は刺激的な飲み物が好きで、炭酸飲料をよく飲むんですが、炭酸飲料って、ぬるくなると美味しくないですよね。そこで、この「クージー」というものに入れることで、冷たさを保っています。これに入れておくと、数時間は冷たさをキープできるんです。できるだけ長く、美味しく、炭酸飲料をいただくことができます。私にとっては、真剣に働くための必須アイテムです。
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青野さんご自身が、ご自身のためにしている自己投資ってありますか。
自己投資ですか。今、英語の勉強は頑張っています。
それは、今後のグローバル展開を見据えて、ですか。
そうですね。国内においては、サイボウズのサービスを使っていただけるようになってきました。私たちは『チームワークあふれる社会を創る』という理念を掲げていますから、日本国内だけではなく、グローバルに展開していくためにも、トップ自らが英語くらいは話せるようになりたいな、と。苦手ながらも、頑張って勉強しています。
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サイボウズとして見えている次なるステージはどんなものでしょうか。
やはりグローバル化、ですね。日本だけでなく、世界中の人たちに、私たちの考えるチームワークの良さを広めていきたいです。私たちがやることはシンプルで、「いいグーループウェアをつくって、世界中に拡げる」ということです。それは、創業当時の27年前から変わりません。おそらく私が死ぬまで、変わらず、これをやり続けるのだと思います。
「会社」とは、社会全体から見ると、どういう役割を持つのでしょう。青野さんはどう捉えていますか。
会社は、ひとつのチームの「形」でチームワークが制度化されたものだと捉えています。会社の目的は「稼ぐため」「利潤を出すため」とよく言われますが、私は、いろんな目的の会社があっていいと思っています。社会を良くしたい会社もあれば、稼ぎたい会社もある。社会のなかに多様なチームワークが存在している。そんなイメージを持っています。
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青野さんが考える「いい」会社とは。どんな会社をイメージされますか。
私は、会社に「いい」も「悪い」も無いと思っています。「いい」「悪い」を決めるのは、そこに『基準』があるからです。その『基準』は人それぞれで違いますよね。沢山いいソフトをつくる会社があってもいいし、社員をとても大切にする会社があってもいい。大きくなろうとする会社があってもいいし、大きくなることを選ばない会社があってもいい。私の中には、「いい」も「悪い」も無いですね。いろんな会社があっていいと思います。
サイボウズの事業を通じて、今後、そして100年先に何を残したいですか。
100年後、私はもういませんから、次の世代の人たちの好きなようにやってもらったらいいと思っていますが、私が生きている間に、自分たちがつくったグループウェアが、世界中で使われている姿を見たいです。引退して、世界中を旅行して、あの国でも、この国でも、サイボウズが使われている。その姿を見て、ニヤニヤ笑いながら死にたいんです。そこまで、とにかくサイボウズを拡げていく。それが、私の今後のビジョンです。
それはもう、きっと、近い将来でしょうか。
いえいえ、世界は広いです。まだまだこれからです。やり遂げるためにも、健康だけは気をつけて、これからも真剣に頑張り続けたいと思います。
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〜これからの社会に本当に必要な「いい会社」に投資する〜
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