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上手くいかないことを 人のせいにしようとした話


こんにちは。 フィナちゃんです。
今回は私が【タックスプランニング】を受験したときのエピソードです。

これからCFP試験に挑戦される方、すでに挑戦中の方の
モチベアップ、息抜き、癒しになれば嬉しいです☆



【タックスプランニング】の試験会場は、私にとって馴染みのある地域の
大学キャンパスでした。

電車の経路も、最寄駅からの道順も調べる必要もなく、
よくわかっていたので余計な心配もせず、落ち着いていました。

今までの教訓を生かし、試験会場近くのカフェには行きません。
会場敷地内のベンチにすわり、深呼吸。
試験中お腹が鳴らないようにグリコのビスコを食べて準備OK!


時間になり教室に入ると、なんと一番後ろの席。
誰からの視線を感じることもなく、
試験官から見おろされることもありません。

「一番後ろの席ってこんなにリラックスした気分になれるんだ」
と感じました。


ところが・・・


試験が始まるやいなや、となりの女性が電卓を激しく打ちだします。
カタカタ! ガタガタ! タンタンタンタンタンタンタンタン!


か~なり大きめの音です。
打力が強いというか、打圧がきついというか、


あまりにも音が大きいので、不意を突かれたような気分です。
日頃、経理でもやってらっしゃるのかスピードもかなりのもの。


私は心の中で叫びます。
「ちょ、ちょっとうるさいんですけど・・・」
「いや、かなりうるさいんですけど・・・」
「もう少しだけ静かに打ってもらえませんか・・・?」


一度気になりだすと、もうどうしようもないくらいドツボにハマります。
そしてまた心の中で叫びます。
「カタカタ、ガタガタはまだ我慢します。」
「でも計算をクリアするときに打っているであろうACボタンを
    ダンダンダンダンと高速で何度も空打ちするのは勘弁してください!」


こともあろうに【タックスプランニング】は全問計算問題です。
なので当然、彼女の電卓音が止むことはありません。

私はその電卓音がどうしても気になって仕方がなくなってしまい、
なかなか試験に集中することができず、ペースが乱れ、序盤でかなりの時間をロスしてしまいました。



その後、頑張ってなんとか解答を終えたのは 試験終了5分前。
問題をじっくり見直す時間もなく、 
マークシートをチェックする程度でした。

そして試験終了のアナウンス。
私は試験に全く手ごたえが感じられず、ガッカリしました。。。



もちろん、それを他責にしてはいけません。
どこかで読んだ本にも書いてありました。
「上手くいかないことを他責にせず、自責思考でいること!」


帰り道、私はものすごく嫌な気持ちになったのを覚えています。
試験が上手くいかなかったこともありますが、
それを人のせいにしようとした自分への嫌悪感でいっぱいでした・・・


人として最低です。。。
そんな人間がFPを名乗ろうなんて、とんでもない話。

上手くいかなかったのは集中力のない自分のせいだし、
学力の低い自分のせい。
そして自分の精神力の低さ、稚拙さも痛感しました。



結果、奇跡的にも試験には合格することができましたが、
それ以降、私は上手くいかないことを何かのせいにしないよう、
心掛けるようにしました。
(それはきっと試験なんかよりも、ずっと大切なことのはず。)

そして家で勉強するときはテレビが聞こえる環境で
勉強するようにもなりました。

自分に足りないのは学力だけでなく、集中力と精神力だった
と猛省したからです。


最近では便利なもので、YouTubeで色々な動画が視聴できます。
雨音や波音など、勉強に集中できそうな動画もいいですね!

でも、試験が近くなり、本番を想定した勉強スタイルになったら、
集中力を鍛えるため、あえて集中しづらい動画を流しながらの学習も
アリだと思います。

【試験会場の電卓音】 【工事現場の音】
など、検索して利用してみてはいかがでしょう☆


最後に。。。
あの時となりの席だった彼女にお詫びします。
そして色々な気づきを与えてくれたことに感謝です!

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