試験直前、気持を切替えリラックスできた話

こんにちは。
今回は、私が【金融資産運用設計】を受験したときのエピソードです。

これからCFP試験に挑戦される方、すでに挑戦中の方の
モチベアップ、息抜き、癒しになれば嬉しいしいです☆

【金融資産運用設計】は、CFP試験６課目の中でも
最も難易度の高い課目と言われています。

なんといっても聞きなれないワードのオンパレード。
そして近年の経済状況なども問われます。

テキストや過去問のみならず、新聞やニュースから
政治経済・金融動向・世界情勢などの情報収集をしておく必要があることも
その理由の一つと思われます。

試験は９：３０からでした。
朝一番ということもあり、受験生の気合とピリピリ感が伝わってきます。
私もかなり緊張していたし、気合が入っていました。

早めに試験会場に到着し、外のベンチにすわり、ビスコを食べる。
いつものルーティーンです！

入室時間が迫り、受験教室の前に立っていると・・・
近くに４人くらいの男性集団がいました。
おそらく、となりの教室の方々だったと思います。

年齢は４０代～５０代くらいでしょうか。
みなさん顔見知りのようです。

たぶん 銀行か証券会社、または保険会社の同じ職場の方々と思われます。
会社でCFP受験が義務化されているのかもしれません。

男性たちの会話が聞こえてきます。確かこんな会話だったと思います。

「おはよう！　勉強やった？」
「やるわけねぇじゃん！」
「俺なんか消しゴムも持ってきてねぇし。」
「時間になったら速攻で出るから。」
「じゃあ下の出口で待ち合せな。」

私は思わず吹き出しそうになってしまいました。

試験前だというのに全く感じられない緊張感。（良い意味で）
オジサンなのに子供のような会話。
そして、あの屈託のない朗らかな笑顔。

私は緊張してピリピリしている自分が、少しアホらしくなりました。
「自分って小さくまとまっちゃってるのかもなぁ・・・」と。

何をそんなにピリピリしてるんだろう・・・
不合格でも命取られるわけでもないし。
また何回でも受験できるし。自分なりにやることやったし。

「ド～ンとかまえていこう！」
そう気持ちを切替えることができ、
リラックスして試験に臨むことができました。

さりはさりとて、試験はやっぱり難しく、苦戦を強いられました。

★ 簡単に解けるようで解けない
★ すんなり出来過ぎて引っ掛けじゃないかと不安になる
★ 過去問で何度もやったのに、違う角度で問われてすんなり解けない
★ 今まで見たこともない問題がチラホラ出てくる。

何とも表現し難いもどかしさを感じながらの１２０分でした。

結果、なんとか合格することができたのですが、
きっとあのオジサンたちの笑顔に癒され、
リラックスできたことが良かったのだと思います。

そして今になってこう思うのです。
「あのとき早々と退室したオジサンたちは、
　実はみなさん高得点で合格されたのでは・・・？！！！」