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それでも『頑張れ』と言いたくて

政治や経済の難しいことは私はわかりません。
(理解しようと努力はしていますが・・・)

ただ今の日本の未来を危惧しています。

私が短大を卒業して社会に出た約40年前は日本はバブルの真っ只中でした。

お給料は毎年上がるし、仕事は忙しいけれど残業代もちゃんと出る。

男性社員は夜の飲み会やタクシー代、接待ゴルフも当たり前に会社の経費で落とせた時代。

若者が老後の心配なんて考えない(中高年の人々も)そんな時代。

そんな好景気が永遠に続くと誰もが疑問を持たずに生きていた時代。

そしてバブルがはじけた・・・


難しいことは私にはわかりません。

『昔は良かった』なんて言いたいのでもありません。

昔は昔でもちろん大変なこともあったはずだから・・・

それでも社会に今よりは明るい雰囲気が感じられたんです。


いつから日本はこんなに暗くて悲観的な国になってしまったんだろう?

『ジャパン・アズ・ナンバーワン』

それを目の当たりに見て、感じてきた私にとってはそれを知らない若い世代の方よりもより悲壮感を持ってしまうのかもしれません。


今年の春に新社会人になった娘は文系卒ですがIT企業に就職しました。

それは本人の志望していた職種の企業ではありません。

どちらかというと一番想定していなかったIT系の仕事

今は研修期間でそれもほとんどリモートで研修を受けています。

大学時代に理系だった同期と同じ研修を受けなければなりません。

IT資格試験の勉強と受験もひかえています。

情報系の学科を学んできた同期に比べると文系の娘はかなり遅れています。

先日も研修後に少し声を詰まらせて電話をしてきた娘

たぶん精神的にいっぱいいっぱいだったんでしょう・・・

やはりかなり苦戦している様子でした。

『できる人はいると思うけど比べなくてもいいよ
頭も目も疲れているやろうから気分転換してゆっくり休んでね〜』と私が伝えると

それから少しして娘から

『落ち着いて問題解いてみたらできた〜、ゆっくり勉強していく』と返事がありました。

そんな大変な日々ですが

毎日、必死に娘は頑張っています。


ゆっくり時間をかけて学んでいく(教えていく)

若い人は経験はないけれども、伸びしろや可能性をたくさん秘めていると思うんです。

効率や結果ばかりを優先させると若い人材は育ちません。

それでなくても昔より若者も失敗が許されないような風潮を感じています。


私は難しいことはわかりません。


娘に仕事のことでアドバイスを与えることもできません。


それでも『いま若いうちに頑張ればきっといい事があるよ』と娘に言いたいのです。


そして若者が『今は苦しくても明るい未来が待っているんだ』と希望を持てる国になって欲しい。

お金持ちになるとか楽をして暮らせるとかそんなことを望んでいるのではなく

一生懸命に頑張っている人が報われるそんな国になって欲しい。


私は難しいことはわかりませんが

頑張っている人が幸せを感じられる社会

それはそんなに難しいことなのでしょうか?


若者が生き生きとして元気な国はきっと明るい未来があるのだと信じています。

そのためにはまず私たち大人が考えて変わることから始めなければと思うのです。

まとまりない文章になりましたが
ここまで私の吐露を聞いてくださりありがとうございます。


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