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年賀郵便元旦配達出発式(1984年1月1日)

20年ほど前から大晦日を夜通し起きて新年を迎える気力・体力は無くなってしまいましたが、撮影当時はまだ「紅白」や「ゆく年くる年」を見てから寝ていました。
年末の大掃除で珍しく綺麗に片づけられた勉強机の上に、博文館の新しい日記帳が置かれ、時計は新年の午前0時過ぎを指しています。

1984年初日の勉強机

明けて元日早朝は、当時毎年参加していた年賀状配達のアルバイト。
城東町の前橋中央郵便局では、年賀状の配達出発式が行われていて、どう言うわけかその時の様子を家族(たぶん母親)が撮影しています。
当時第二集配課に属していましたので、写真中央の後方に並んでいたと思いますが、式典の様子は記憶にありません。

年賀郵便元旦配達出発式

ネガを見ると、太鼓の演奏に続いて来賓の挨拶があり、続いてテープカット・薬玉割りが行われています。

テープカット

テープを切っているのは、右端が藤井前橋市長、写真中央の細身で背の高い人物は、日本社会党の田邊書記長。
Wikipediaによると、議員になる前は前橋郵便局に勤務していたそうです)

薬玉が割れて中身が飛び出す瞬間は、撮れそうでなかなか撮れない面白いショットだと思います。

薬玉が割れた瞬間

バイクに乗った本職の方たちは、確か局の周辺をひと回りして終わりだったと思います。

本職の出発

続いて自転車に乗った学生アルバイトの自転車集団が出発。

学生アルバイトの出発風景

当時私は年末年始だけでなく、普段の土曜日の午後も郵便配達のアルバイトをして、要領は心得ていましたので、午前中には早々に配り終え、お祝いの折り詰め弁当をいただいて一旦帰宅し、午後は局内で3日に配達する郵便物の整理をしていたことが、前述の日記に書かれていました。

1984年1月1日
OLYMPUS 35DCにて撮影

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