雪晴れ(1984年2月1日)
気象庁の過去の気象データによると、写真の前日(1月31日)の前橋の気温は、ほぼ終日氷点下に加え、午後から降水が記録されており、翌2月1日はご覧の通り結構な積雪の朝を迎えました。
こう言う日は普段見られない風景の中を走るデハ101を撮ろうと、学校へ行きがてら撮影に勤しみます。
下の2枚は、かつての前橋市立第二中学校(2011年閉校)脇の踏切から撮影したデハ101(200列車)。屋根に結構な雪を積んだまま山から降りて来ました。
続く2枚は、中央前橋駅を発車してすぐの桃井橋から、到着する電車を撮影したもの。2番線には200列車から折返し301レとなるデハ101が停車中です。
下の3枚は同じ日の学校帰りに撮影したものと思います。午後には気温が7℃前後まで上昇したため、雪はほとんど溶けて無くなっています。
撮影当時は朝夕のラッシュ時を除き、毎正時と30分に上下列車が入れ違いに発着していました。
西武鉄道から譲渡された電車(元クハ1411形+元クモハ351形)は製造の過程で細かい相違があり、この写真でもクハの貫通扉の有無やベンチレーターの形状の違いなどを見ることが出来ます。
全て1984年2月1日撮影(一部既出)
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