見出し画像

【脳科学と映画】その14 サイコパス

タイムトラベル映画大好きのりゅうさんです。

「脳科学と映画」シリーズ。今回のテーマは「サイコパス」です。

「サイコパス」(または反社会性人格障害)は、感情の欠如、他人への共感不足、道徳観念の低さを特徴とする人格障害です。

「サイコパス」の人々はしばしば魅力的で知的な外見を持ち、表面的には社会で成功している人に見えることがあります。しかし、これらの特性はしばしば他者を利用するTakerや詐欺師的な側面の表れでもあります。

脳科学的には、「サイコパス」の人々は特に意思決定、衝動制御、感情の調節に関連する前頭前野と呼ばれる部分の活動が低下していることが知られています。また、感情に影響を与える扁桃体の活動低下も報告されています。これらの機能低下がサイコパス特有の行動パターンを引き起こしていると考えられます。

「サイコパス」は一般的に治療が難しいとされていますが、適切な介入によりその衝動を管理し、社会的に受け入れられるように導くことが可能と言われています。

「サイコパス」は暴力、殺人、狂気などに関連しているため、これを題材にした映画も実に数多く存在し、観客に強烈な印象を残します。また、主人公との対決においても、不気味で賢く手ごわい悪のキャラクターとしてドラマを盛り上げるのに一役買っています。不謹慎ではありますがとにかく絵になるという事なのでしょうね。

以下はその例です:

『羊たちの沈黙』(1991) 緻密な計画と冷酷さを持つサイコパス、ハンニバル・レクター博士と女刑事の駆け引き。

『アメリカン・サイコ』(2000) 表向きは成功したビジネスマン、でも内面は冷酷な殺人鬼であるサイコパスの二重生活。

『ジョーカー』(2019)孤独だが心優しい主人公は、なぜバットマンの最大の敵ジョーカーになったのか?その前日譚。

マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019) 知り合った親切なおばさんはとんでもないサイコパスだった

『ザ・コール』(2020) 異色の時空を越えた電話を通じたサイコパスとの闘い。

『悪の経典』(2012) サイコパス教師が教室の生徒を次々と襲う

キャラクター(2021) 偶然殺人を目にした漫画家がサイコパスにつけ狙われる

これらの映画は、サイコパスの人物がどのように日常生活に溶け込みながらも、その異常性を内面に秘めているかを描いています。


りゅうさんでした。

フォロー・いいね励みになりますのでよろしくお願いいたします。


映画評論サイトFilmarksでも沢山レビュー書いてますのでぜひ訪問下さい。
ハンドルネーム: ryusan


タイムトラベル映画についての情報交換や語り合うLINEオープンチャット開設中。気軽に参加下さい。
タイムトラベル映画の最新情報も随時お届けしてます。

オープンチャット「タイムトラベル映画調査委員会」
https://line.me/ti/g2/tbNNd-pZ1BYaWNvXFAl_Ea_WPJ0RjxAix9wybA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default


タイムトラベル映画についてもっと知りたい方は私のkindle本もぜひ読んでみて下さい。Kindle unlimitedなら無料で読めます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?