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【戦争を知らない世代に素晴らしい反戦映画】は作れるのか? その1

タイムトラベル映画大好きりゅうさんです。

映画にはコメディー、恋愛、ホラーなど色々なジャンルがありますが、アクションやSF、戦争映画などかなりのものが何らかの戦いを描いたものと言えるでしょう。

人間の生存本能をつかさどる「古代脳」戦いを肯定しているのは間違いありません。自分にふりかかる脅威と戦う意欲が無ければ生き残ることはできないからです。それを人間らしい「新皮質脳」が「争いや人を傷つけたり殺すのは良くないよ。もっと別の解決策があるでしょう」と「古代脳」を諭している訳です。

しかし「戦いたい」という本質がそれで消えるわけではありません。その健全なストレス発散のはけ口がスポーツ(鑑賞を含む)や漫画や小説、映画などのフィクションの世界での戦いなのでしょう。

ただし、本当の戦いを描いた「戦争映画」に関しては少なくともストレス発散だけが目的ではありません。戦時中の国威発揚を除けば、基本は娯楽よりは反戦がテーマで、これが他のジャンルとの大きな差だと思います。

武器の商人でもなければ「本当の戦争は絶対に起こしてはいけない、戦争では誰も幸せにならない」というのはきっと誰でも言葉では理解しています。しかし、「反戦」と映画本来の目的の「娯楽」をどう両立しながら観客にメッセージを伝えられるのかが最近気になっています。

それというのも、昔の戦争映画や海外の戦争映画に比較して、最近の邦画の戦争映画はどうも面白くない気がしているからです。

私が一番恐れているのは「実際の戦争を知らないと良い戦争映画は作れないのではないか?」という事です。

今の戦争映画を作っている監督は既に直接戦争を知らない世代、演じる役者も戦争を知らない世代、そしてそれを観る観客も戦争を知らない世代がほとんどになっています。

日本にいると世界はそれなりに平和ですが、残念なことに海外ではまだまだ戦争の危機や、徴兵制や、実際に戦闘状態だったりする国がたくさんあります。

お隣の韓国やアメリカでそれなりに素晴らしい戦争映画が出来る理由も、未だに戦争や戦争が過去の事ではないからなのではと思ったりしています。

という訳で、これから数回にわたってその当たりを掘り下げてみたいと思います。

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