待草雪

群像劇ファンタジー・現代もの等オリジナルのライトノベルを執筆しています。 最新執筆分と各話冒頭部(『+α』)は無料、既存執筆分の閲覧は有料となります。
  • 終わる兆しの見えない長年の不景気の中、荒んでいく一方の人々の生活と心は、 いつしか歪んだ現実から目を背けるか、自らも歪む
  • 二つの大国による戦争が休戦して間のない異世界「フィルアース」。人々は長年続いた争いの傷や悲しみを拭うためなのか、当時戦争

Valkan Raven #3−0

ーー長くて怖い夜が明けて朝日が出てきてくれる度に、あの日アパートの屋根の上で、彼と並んで座っていた事を思い出す。  訪れた夜の出来事が忘れられなくて震えていた私...

Valkan Raven #2−6

2ー6    孤独なカラスが声を出す。自身の身と同じ色に染まった空の中、誰とも分からぬモノへと発せられる訴えは、夜闇に溶けて瞬く間に、静寂となって消えていく。  声...

100

Valkan Raven #2−5

2ー5    土道を踏む足音が空間に響く。靴が砂利を潰す音が不定期に鳴り、浅く断続的な息づかいが、耳の奥に流れて鼓膜を刺激する。  周囲は完全に闇に覆われている。一...

100

Valkan Raven #2−4

2ー4  家主も訪問者もいない廃アパートの1室に置き去りにされているMacBookに、メールが送信されてくる。不定期に送られてくるメッセージのファイルは軽快な着信音と共...

100

Valkan Raven #2−3

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2363683/名前:akaituki 新学期始まったね!さーあて張り切って依頼しようぜ、人wwww殺し...

100

Valkan Raven #2-2

2-2  止める事を許されない足で建物の中に入ると、コンクリートに囲まれた受付の無い玄関を通る。行く手にある幅の狭い階段に不安を募らせたが、――引き返そうとは思わ...

100