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そろそろゴジラになれそう

というわけで、月末から、首のリンパ節の放射線治療のため入院します。(今も入院していますが、一時退院してもっかい入院します)
2週間から4週間の予定です。

思えば、数々の放射線治療をくぐり抜けてきた僕です。

まず、2014年、骨髄移植時に、全身に。

数年後再発したあとに、脊椎3箇所に。

そして今年、年初に脳に。

そして今回は首。

完全にベテランです。
ゴジラは放射線の影響を受けて生まれたとどこかで読みましたが、
僕もそろそろゴジラになれそうです。

放射線科の先生は話しやすく、線量や当て方、副作用など含めていろいろと話すことができました。

そんな首のリンパ節治療の気になる副作用は、
皮膚の赤み、唾液量の低下、味覚障害などがでそうとのこと。
僕的にやっかいな吐き気は今回は無さそうなので一安心していますが、
対処方法について色々と情報収集しております。

以前、「がんから始まる生き方」という養老孟司さんたちの対談本を読んで、「がん治療というのは、その時は苦しい思いをするけれど、それによってそのあとの人生の時間を得る」ようなものだと書いてありました。(元の文章を探したのですが見つからず、間違っていたらごめんなさい。)

たしかに、手術、放射線、抗がん剤といろいろな治療がありますが、だいたいこのパターンに当てはまりますね。

今回の放射線治療による副作用は、初めてのことなので不安はありますが、一方で一時的なものでもあります。恐れずクールに対処して、その先何年、何十年ぶんの人生のため・・・と思えば。乗り切れる・・・よね、俺?笑

でも、まぁ正直なことを言えば、「ただでさえこんなに毎日、呼吸で苦しんでいて!移植の合併症で左目もほとんど使えないし!そのうえ、ここ一年、肺炎、脳転移、また肺炎、肺のカビ、で苦しんだところに上乗せ、オカワリで放射線かい!こちとら、今年は3ヶ月しか家に帰ってないんじゃ!いいかげんにしろ!」という思いもありますが笑

この経験をまた、本とか、ブログとかでネタに昇華できたらいいですね!

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