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苦手なお菓子作りが旦那のお母さんのおかげで好きになった

昔からお菓子を食べるのは大好きで学生時代私がよく買っていたのはポテトチップスチョコレート菓子

一度食べ始めたらやみつきで食べ始めたら止まらず“少しにしておこう”と思う気持ちとは裏腹に手はどんどん口へと進み気がつけば袋の中が空っぽになっている
“あ、また全部食べちゃった”
と食べてから後悔するんだけど食べ始めたら止まらない....
本当に市販に売られているお菓子は依存してしまうくらい美味しくて学生時代は作る側<食べる側の人間でお菓子を手作りするという概念すら頭になかった

ただ気がつけば私も1週間に何度かは子どもとお菓子を作るようになっていてお菓子を買うよりも作る機会の方が多くなっていた

毎回失敗をした若い頃の思い出

学生時代の頃に年に一度絶対に手作りをしないといけない日がある
そうそれは日本中の女子がこの日の為に力を込めて作る【バレンタインデー】だ
その日だけはお菓子作りが苦手な私でもなんとか手作りで友チョコとやらを作って持っていかないといけない
(まあいけなくはないんだけど周りのノリに流されてしまう)
その日が近づくと友達もバレンタインデーの話しで盛り上がってきて、“何作る〜?”“私はガトーショコラでも作ろうかな”と友達同士の会話はどうしても耳についてしまう
またこの季節がきたか......と内心ため息
どうせ本命なんていないのに友チョコにみんな命をかけているのだ

なんと言っても私の高校時代はほとんど女子校で男女比は2:8の割合で男子よりも男子らしい女子の方が多い。私が通うほぼ女子校はスポーツに力を入れており女子サッカー、ラクロスなどの部活もあり短髪でイケメン女子が多かった
そのせいもあり男性の影の薄さは言うまでもなく、帰りの会には部活組(女子)が男子がいるのにも関わらず着替えるくらい
(もちろん見えないように着替える訳だが...)

そんな中で私は手作りのお菓子をバレンタインデーの季節に作ると毎回一回目は必ずと言っていいほど失敗.....また失敗.....
とバレンタインデーという日ほど嫌なものはなかった
今回こそは!と思いちょっと気合いを入れると案の定失敗する。結局焼きもせずただ固めるだけの生チョコで毎年なんとかしのいでいた
これがまたどれだけ手間をかけて作るよりも美味しいんだ。だって元々あるチョコを固めただけだから...
私の中では毎回これだけは失敗しない!と自信を持って言えるのが生チョコくらい

今までは生チョコ以外人生で作ったことがないくらいお菓子作りは本当に苦手だった
作ったものが見本の形とは程遠いほど原型を留めていないから作った自分でもこれはなんだ??と思わず聴きたくなるくらいだった

ただお菓子作りが苦手な私でも気がつけば頻繁に作るようになっているんだから昔の自分に胸を張ってドヤりたいもんだ(笑)

旦那のお母さんの作るお菓子がプロ並みのうまさだった

高校、大学、社会人となりますますお菓子どころか手料理すらしなくなった
特に社会人1年目なんかは仕事に必死すぎて料理とは程遠い生活に...

お腹が空いたらコンビニや外食
お菓子作りなんてものからは程遠くなる生活を2年過ごした頃私にも奇跡的な出会いがあった

料理に関してはずぼらな私でも結婚したことがきっかけでお菓子の世界に飛び込むきっかけになったのは旦那のお母さんの影響が私のお菓子作りに大きく火をつけるきっかけになった

お母さんが作るお菓子は今まで友達から手作りで貰ったお菓子の中でも群を抜くほど美味しかった!ケーキからクッキー、プリンやパンなど...
お母さんの手にかかるとなんでも美味しいスイーツに変わるので私はなんでここまで美味しいお菓子を手作りで作れるんですか!?
と手作りお菓子に興味がない私でも思わず作ってみたくなるほどの美味さだった

*本格的すぎるちぎりパン
*いちごケーキ🎂

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手作りとは思えないクオリティ....
私もこれにはあっぱれ
このクオリティの高さを知ったらもう教えて貰うしかない!と思い旦那の母の元でお菓子作りの作業が始まった

生クリームの泡立て方
粉の混ぜ方
パンのこね方
トッピングの仕方

お菓子作りにはそれこそ赤ちゃん同然だった私はおかげで子どもにまで成長することができたんだ
失敗ばかりしていた当時の私を思い出すといまは自分でアレンジを加えられるほど上達した
できないと思っていた時の一番の原因としては

センスがないのは前提だが
センスがない私に教えてくれる師匠的な存在
そう、それこそちゃんとお菓子作りを教えてくれる人がいなかった

からだったと気がついた
自分でなんとかしようは細かい分量が最も必要になくなってくるお菓子の世界では私の甘い考えは全く通用しない理由がやっとわかった
20数年経ちやっと気がつくことができた

それから旦那の実家の方で暮らすこと1年...
私も空いた時間にはお母さんに教えてもらい
今は実家の方から引っ越し惜しくもお菓子作りの師匠とは離れ離れになってしまったが今まで教えてもらった事を今は実践の場で活かすことがようやくできた


最初は火が強すぎて焦げて失敗したこともあったが

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あちゃー。。でも味は美味しかったので子どももなんとか喜んでくれただけよかった(笑)
ただ何事も経験でやるにつれてお菓子作りのコツを掴むことができ

今では先日4月22日の子供の誕生日ケーキ🎂を手作りでしかも人生で初めてつくることができたんだ

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ケーキの生地から自分で作り、子どももお陰で大喜びを迎えた3歳の誕生日❤️
私が今こうして楽しくお菓子作りができているのはまさにお菓子作りを私がやるきっかけになったお母さんの存在があったから

そのおかげで子どもとのお菓子作りを今はとても楽しめて、手作りしたお菓子だから子どもにも優しい✨一石二鳥!で倍楽しむことができた

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お菓子作りでこんなにも子どもを笑顔をすることにできるとは....
今はお菓子作りの楽しさを教えてくれたお母さんに本当に感謝しかない。お菓子作りの楽しさや手作りおやつを子どもと一緒にすることで思い出作りにもなったこと

これからも色々と挑戦して今までは作れない....と思っていたお菓子にもチャレンジしていきたい!なによりも手作りの一番の喜びは家族みんなの“美味しい〜”の顔を見たいからだ

在宅で家にいる時間が多い今だからこそ自分のできる幅をもっと伸ばしていきたいな


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