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休職してよかったと感じる5つのこと

あっという間に復職して半年近くが経ちました。

休職するときはあんなに勇気がいったのに。
復職するときもちょっと勇気がいったのにw
いま半年経って
休職したことを振り返ったときに
「あ〜しっかり休んで本当によかったなあ」
と思っています。

そう感じる理由を書きだしてみました。


①自分とじっくり向き合えた

もう、これに尽きます。
休職を決めてからいろんな感情が湧きました。
安堵、開放感、罪悪感などなど。
元来真面目なわたしは、
一個一個自分の気持ちを因数分解しましたw
なんでわたしはそう感じるんだろう?
なんで?なんで?って。
そこから出てきたのは、
過去の家族との関係のなかで生まれた自分の思考の癖。
その癖に30年近く「悩まされてた」と思っていたけど、自分が好きで悩んでいたという事実w
なんじゃそらーと思って、
超すっきりしました。

わたしがこれまでの人生で
「うまくいかないなー」と思った出来事を
すべて書き起こしてみると、
根本はすべて同じ理由で、
ぜーんぶ繋がっていました。

でも原因がわかっちゃったら
もう、それを認めて
現れたら「お、きたきた!」と思うだけになったのです。
対処法も、もうわかってしまった。
悩むことが全くなくなりましたw

このことは👇こちら👇の超〜自分語り記事に書いてます。
当時、泣きながら書きましたw


②時間はいい時も悪い時も平等に流れると知った

すごく当たり前のことを言ってますがw
わたしは休職前、プレッシャーがかかる仕事(プレゼンの準備とかね)がめちゃくちゃ苦手でした。
あと、日曜日の夜。めっちゃ苦手でした😮‍💨

休んで思ったけど、
時間っていうのは人類平等。

休職期間の半年は
本当に、チュンっと過ぎていきました。

否応なしに、どんな時間も過ぎていく。

ということは、
「あぁ、いやだ〜」と思ったところで
どうせすぐやってくる未来を思いながら過ごす時間って、
なんて無駄なんだろう?と思いました。

復職後、やだなあと思う仕事ももちろんあります。
そう思ったときは、すぐ思考を切り替えます。

気持ちを切り替えるんじゃなくて、
思考を切り替える。

「やだな〜」と思ってる思考を見つけたら、
サッと無理やり別の思考に置き換える。

目の前に花瓶があるなぁとか、
別になんでもいいのですが、
やだなぁと思った思考から気を逸らす。

そのあと、
プレゼン前に不安なら、準備することに集中する。
日曜の夜は、今この瞬間を楽しむことに集中する。

いろんなことを引きずらなくなりました。


③お金をかけなくても自分を満たせることを知った

休職期間中は無給です。
傷病手当は出るけれど、
働いているときよりは心許ない金額です。

わたしは休職前まで、
ご褒美=お金をかけることでした。

この機会に図書館でお金に関する本を読み漁って、
小さく暮らしてみました。

何冊ものマネー本には
共通して
「自分が何で満たされるのか知りなさい」
と書かれていたからです。

極端ですが、
自分が思う最低限の生活をしてみて、
必要だと思うことを足して行こうと思いました。

そして出した結論がこちら👇

全然、お金かからなかった。
これまでの散財は、
⚫️ストレス
⚫️これをすれば満たされるであろうという外からの情報
この二つが原因だったと痛感しました。


④自分の人生において大切なことが明確になった

上段で書いた、最低限の生活をして気づいた
もう一つのことが
自分にとってのもっとも大切なこと」です。

わたしは何より、家族と過ごす時間が大切です。

いま夫のおかげで
十分すぎる快適な環境と家に住んでいます。

でも、夫と愛猫がいてくれるなら、
どんな環境でも楽しいだろうなとも思うのです。

それは、わたしが家や持ち物より、
夫と一緒にいることが自分にとって重要だから。

夫は外での仕事も心から楽しんでいるので、
ふたりで過ごす時間は限られています。

その貴重な時間は、
夫にコミットしようと思いました。

それからは、
仕事なんかに夫との時間邪魔されてたまるかい。
思えるようになりました。

「申し訳ないけど、きみ(仕事)の優先順位は低いからさ、ちょっと後ろで待っててね」と
線引きできるようになりました。


⑤「自分で決める」ことの本質を知った

休職前は、「他責は悪!」と思っていました。
自分も、いつも自責でいるつもりでした。

でも、自分の心ほじくってみると。

出てくるのは
「あの人が〜」
「お父さんが〜」と
主語がぜんぶ他者。

それにつづく言葉は
「〜〜だからこうなった」

超〜〜他責やないかいwww

目の前でおこった出来事に対して、
自分の中に取り入れるとき、
その感情を選んだのは自分だったのに。

ちょっと強烈な例えですが、
例えば、通りすがりのひとに
いきなり「ブース!」と言われたら。
その瞬間、
ガーーン!ショック!となりませんか?

その"瞬間"の間には、

「ブスという言葉を投げられて、受け取って、ガーン、ショックという感情を選んだ自分」がいるのです。

例えばその出来事がきっかけで、
外に出るのが怖くなっちゃったとして。

「あの日、あのとき、すれ違ったあの人に突然ブスって言われたから」と思うことはたやすいし、
他人が聞いても
「それはショックだよね」
「そりゃトラウマになるよね」となるけど、

本質は「ブスという言葉を投げられて、ショックと思ったということは、その言葉を受け取って自分が自分に浴びせてるから」だと思うのです。

超極端ですけどね・・。

起こった出来事の、
ネガティブな感情もポジティブな感情も、
すべて自分のチョイスだと気づきました。

復職してからも、
会社にはいろんな価値観の人がいるので、
ムカついたり、驚くこともあります。
時に怒ることもある。

でも感情が波立ったときに、

あ、わたしいま瞬時に、
こうやって言われた!!って思ったけど、
これ、わたしの捉え方だわ

と、気づくことで冷静になって

自分の受け取り方(感情)を一旦脇に置いて、
コミュニケーションとして
相手は何を伝えようとしてるのか?を
考えようと思えます。

…な〜んて、偉そうなことを書きましたが、

わたしはまだ生まれたてピヨピヨ🐣状態なので、
ムキー!!😡となったまま帰宅して、
翌日くらいに「あ、そうだったわ」と
やっと冷静に考えられるくらいの
タイムラグが発生してますw

でもこれも立派なアンガーマネジメントだよね、
えらいよ、わたし👏



休職を迷っているひとへ

「調子がよくないなあ」
「少しペースを落としたいなあ」
「休みたいなあ」
なんて気持ちが心の片隅にあって、

「休職」「休職中」「傷病手当」と
調べたりしている方がいたら、
思い切って休めばいいんじゃないかな、と思います。

わたしも、調子が悪くなってから
2年くらいはずーっと
「なんだか調子が悪い。少し立ち止まって休みたい」と思っていました。

途中、いよいよヤバいのかもしれない。というタイミングで
丸1週間休みをもらって、
家でゆっくり過ごしたけど全然足りなかったw

そしてそこからまたさらに
騙し騙し働き続けた結果、
身体が悲鳴をあげました。


休職すると人生終わる。と思っていたけど
終わらなかったし

なんなら復職して
いまめっちゃ元気に働いてるし

周りにどう思われるか心配したけれど
休んで心が元気になった結果
「周りがどう思おうと関係なくな〜い?!😉」と心にギャルが宿りましたw


わたしが病院に行った時、
先生から

「そもそもね、ちょっと休みたいなあと思ってる時点で元気な状態じゃないから。心が悲鳴をあげてるってことだから。そういう時は休めばいいんだよ」

と言われました。
復職して、元気になってから
確かにそうだなと思いました。
いま休みたいなぁってあんまり思わないもん。

大前提として、
わたしの会社はとても理解があったというのも大きいです。

直接何か言ってくるような、
いじわるな人がこの世にはいるのかも…。

でも。それがなんだ。

その人は、これからのあなたの人生の責任
すべて負ってくれるのか?

自分の人生について、
口出ししていいのは自分だけ。

家族ですら踏み込めない領域です。

だから、わたしは自分の大切な人が
もし辛い思いをしながら仕事をしてるなら
休みたいと思っているなら
休めばいいよ〜😉と声をかけると思います。

いまこれを辛い想いをしながら読んでくれてる人がいたら、「休んでも大丈夫だよ😉」と言いたいし、

休職中で、
罪悪感を感じている人が読んでくれているなら、
「な〜んも考えず休んで、好きなこといっぱいすればええねん!」と言いたいです☺️

「休んじゃいけない」と
思っている自分を許してあげてくださいね。

休んじゃいけないってくらい
頑張ってた自分を認めて、
褒めて、
「OK、でもちょっと休んでみようよ😉」と
くそ真面目な自分を抱きしめて、
癒してあげてください。

自分に呪いをかけなくても大丈夫✌️

人生のお楽しみは、これからです!

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