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文学フリマ東京35に参加して

 2022年11月20日、東京流通センターにて文学フリマ東京35が開催された。今回から、会場が2つに増えて出店ブースも過去最大規模とのこと。前回に引き続き私も会場へと足を運んだ。


イベントの垂れ幕

 前回と同様に私は文章・創作のサークル様のお手伝いを少しばかりさせていただいた。今回はこのイベントのために書き下ろした新刊『アイネ・クライネ・ストーリー』と前回の第三十四回文学フリマ東京で完売した既刊『ショート・ショート・ナハトムジーク』の再発行を合わせて23冊販売、それに加えて、菖蒲ノ庭様より販売された境界アンソロジー『/』と星座短歌と星エッセイ『ウタ波止場このペン先に星がふる』のアンソロジー2冊にも寄稿させていただいた。

 今回もまた、半年近く前から準備をしていた。途中で作品の完成が危ぶまれたタイミングもあったのだが、無事に仕上げて皆様に提供することができた。今回はアンソロジー参加も含めて4作を出せたことはとても嬉しく思う。短歌に関しては時代小説家の馳月基矢先生(主な著書に『拙者、妹がおりまして』シリーズなど)との共作で、2人がかりで短歌を作っていくという貴重な経験となった。

 いざイベントが始まるとだいぶ慌ただしかった。途中でゆっくりとできた時間もあったのだが、やはり全体的には忙しかった感じがする。

 結果として販売した計23冊は全て売れるという結果となった。イベントが正午に始まり、午後3時過ぎには売り切れた。前回は10冊を売り切るのに4時間以上かかったので、単純に考えると前回よりも倍の冊数を1時間近く早く売り切ったことになる。なかなか好調な売れ行きだった。

 お買い上げくださった皆様に心からの感謝を。

 今回もかなりの人がいたようで、来場者数がイベント史上最多となったようだ。そんな中でこれまで繋がってはいたのだが、なかなかお会いすることができていなかった歌人の方や商業小説家の方、役者の方々と会うこともできた。直接挨拶ができてとてもよかった。

 また、今回のイベントでは様々な本を買った。20冊近くは買ったので大事に読んでいこうと思っている。

今回買った本を積んだ画像

 慌ただしくも楽しい1日だった。次回、2023年5月の文学フリマに私が作品を出すかは現状未定ではあるが、何か作品を出すことになればまた行くことになるだろう(そうでなくとも行くとは思うが)。

 それではまたの機会に。

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