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早めに伝えるだけでトラブルの多くは防げる

なるべく早く伝えることで、家庭でも職場でも防げるトラブルがある。今年も年の瀬まで色々あったので、仕事術的な何かを書こうと思う。

仕事で揉め事に発展するのも大抵は「言うのが遅いこと」が原因になっていることが多い。早く言っておきさえすればトラブルにならないことが多い。この事例は私なりの家庭や仕事あるあるです。

それでは事例を見ながら順番に考えていきましょう!


例①「今日の夕食は要りません」

「今日の夕食は要りません」を言うのが昼なのか夕方なのか。何時に言うかによって、作った家族からの反応が変わるでしょう。急な場合、LINEで連絡している人も多いですが、家ではLINEに気づかないこともありますよね。調理中にスマホを触るのは不衛生だし。

理由が何であれ、家族の気持ちを逆撫でしがちな人は、ぜひ例⑤にも目を通してほしい。家族は家政婦でも小間使いでもありません。仕事も大切だが、自分の生活を自分でリカバリできないようなら生活そのものを改善すべきかもしれない。

例②「今日、給食ないよ」

我が家の冷凍ストックは常時充実させているので、「今日、給食ないよ」と突然言われても対処できる。「カレンダーに書いておいて、前の日にも口頭でリマインドするように」との内容を何度も伝えている。

繰り返し説明することが大切。子どもの学習には時間がかかる。大人は大人で忘れる問題が出てくる。トラブルを起こさない仕組みができた頃には給食はなくなる。

例③「飲み会、もう一人追加で行く」

飲み会の前日に「やっぱり行ってもいい?」と言う幹事泣かせの人がいる。1ヶ月前から決めていたのになぜ前日…。そういう人は20歳でも40歳でも本質的に変わらなくて、同じ行動を繰り返す。

そのような出来事の積み重ねにより、私は20年以上続けた地元の幹事業務をこのたび静かに卒業しました。自分が住んでいない地域の店を探すのって手間なんですよね。というわけで今年は見事に人間関係の断捨離が一気に進みました。

例④「お料理ができあがるまでいつもより時間がかかります」

「お料理ができあがるまでいつもより時間がかかります」は、人気店のお断りで使われていた言葉。「初めてなので時間がかかります」「年末で人手が足りないので早めに提出をお願いします」といった内容にも変換できる。

初めてのことや、時間がかかることは遅れやミスも起きやすくなる。

また、年寄りになると待つことが苦手になる(ここ重要)。その理由には前頭葉の働きが影響している。前頭葉の機能が未発達だったり、障害されたりすると「こう言ったら相手はどう思うか」などという想像が難しい。なので、待ち時間が長いと店員に短絡的にひどい言葉を浴びせる。毒親やハラスメントを起こす従業員にはこういうパターンもあり得る。

誰も幸せにならないトラブルを避けるためにも飲食店の「お料理ができあがるまでいつもより時間がかかります」の説明は見習いたい。あらかじめ予告しておくことで防げるトラブルがある。

待たせる時は長めに設定するのもコツ。10分待たせると予想したら、5分長めの15分お待たせすることを伝えるのだ。早めにご案内できたらお客さんはラッキーと思える。

例⑤「家族の体調が不安定なので、早めに仕上げます」

この状況を聞いておくかどうかで仕事を進める上の対策が変わる。何も言わないよりか、多少事情を話してくれた方がみんなが安心して働けるケース。

働く上で家庭の事情は無視できないことだが、やはり普段の言動で与える印象が大きく変わる。

今年強く印象に残った言葉がある。「謝ればなんでもいいわけない」というニュアンスの言葉。若手がお叱りを受けた時のメッセージ。普段からの適当な謝罪姿勢が良くない結果につながった例だった。

それから、職場で聞かれてもいないのに子どもの話をしたがる女性。家では誰も聞いてくれないから職場に到着した途端発散したいらしい。ただ、人のことまで構っていられないぐらい忙しい同僚や子どものいない従業員からするとかなり耳障りになるケースがあるので注意されたい。

子どもの体調だから仕方がないと思えるのは、普段の言動にかかっている。与えられた仕事さえしっかりしてくれればいいのに、で済まないのが職場の人間模様。

まとめ

例①〜④では、時間がかかることや相手に負担をかけることは早めに伝えておくのが最善である事例を紹介した。例⑤では、普段からの言動が大切ということも合わせて書いてみました。2024年も引き続きトラブル最小限の仕事の采配に心がけたい。

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