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ゆっくり急げ!セカンドライフ

退職から2ヵ月と少し経ち、何となく焦りを感じるようになりました。
それはそうですよね。
今まで毎日忙しく働いて『時間がない』と言っていた日常から、急に時間がある生活にシフトして当座の目標を失ったので…
というわけで今心境的に一番しっくりくる格言はゆっくり急げです。

「ゆっくり急げ」(ラテン語:Festina lente フェスティナ・レンテ)は、ヨーロッパで古くから用いられている格言。 「良い結果により早く至るためにはゆっくり行くのが良い」、または「歩みが遅すぎても求める結果は得られない」を同時に意味する

Wikipediaより

これまで仕事面で緊急x重要マトリックスを使ってきましたが、今はライフで緊急重要マトリックスを使う場面が来ました。
今は緊急ではないが重要>>緊急かつ重要のタスクが多いので、大事に時間を使いたいと思っています。

momomi作成

緊急かつ重要

これまで共働き家計で、お金に対して二人とも無頓着だったところがあり、今稼ぎ手が一人になったので家計の見直しは非常に重要かつ待ったなしだと思っています。
結果として残念な現実が明らかになりましたが、これを機に夫とお金の話をすることができて共通の目標を持つことができそうなことは良かったことです。何事も見える化して数値で測定することの重要性を改めて感じています。

緊急ではないが重要

子供のことと自分の将来の働き方がここに該当します。

退職のきっかけになった子供の不安定さは、一か月くらいで消失したので良かったのですが思春期に入りかけている息子(9歳)との向き合い方は見直す必要があるなと思っています。

手は出さず、目をかけること。
彼がやりたいと言っていることのサポートをしつつ、フォローすることと失敗させることの見極めをすること。
多分好きそうなことの水を向けて、本人の適性を伸ばしていくこと。

基本的には親側の心のゆとりが問題なんですが…

そして自分の働き方。
今の状態は長くて2年半と決めているので、今後どうやって働くのか、何をやってみたいのかいろいろ試す必要があるのかなと。

出来ればこれまでとは違った形で仕事をしたいなと思っていて、どこに着地するのか一番不安で楽しみなところ。
ゼロベースで自分の価値観を見直すチャンスだととらえて、新しい形で仕事を作れたら良いな。

先日ハローワークのおじさんに焦りを相談したところ、
『今はそういう時期ですね。たくさん思いを巡らせてください。』
と言われたところだったので、オープンに考えようと思います。

重要ではないが緊急

あんまりないですが、強いて言えば日常生活でしょうか。
辞めても家事は頑張らない、好きな家事だけ気が向いたら頑張ることにしているので特に変化はないです。

でも全体を通してみれば家事をやる時間は増えました。
家事は時間があるときにやるのは意外と楽しかったり、良い気分転換になったりするんですよね。
この機会にモノを減らして家事をやりやすくする仕組みを作れたら、この枠がもっと減って好きなことができる時間が増えるかも。

重要でも緊急でもない事→無視

重要でも緊急でもないことは基本なかったことにすることにしているので、大きな変化はありません。

ただ仕事を辞めたことで、自分がこれまで重要だと思っていたことも、大きな目で見れば実は重要ではなかったこと(=他人軸で重要だと思い込んでいたこと)が意外とあったので、これから先捨てる価値観やモノはあるのかもしれないとぼんやり思っています。

その分もっと自分が豊かになることに時間を使いたいです。


退職してみて思うことは、自分軸で生きているつもりでも他人軸で生きている部分が大きかったんだということ。
自分で選んでいるつもりで(もしくは選べないと思っていて)増えていたモノ・コトの多さ。

セカンドライフとは自分の価値観を見つめ直して再構成したのちにあるものなのかもしれません。

今日も読んでくださってありがとうございます。

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