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夫をイクメンにするためにやって良かったこと5選

こんにちは。
今日は私が夫をイクメンにするためにやって良かったこと5選をお届けします。おそらく男性の方は見るとあまり気分が良くないのでは…と思いますので、読まずにスルーしてくださいね!

ちなみに便宜上”イクメン”という言葉を使いますが、はっきり言ってこの言葉はあまり好きではありません。
”ワーママ”はあるけど”ワーパパ”という言葉が存在しないように(パパが働くのは当たり前なの?という疑問は置いておいて)、パパになった以上子育てしないという選択肢は存在しないように思うのですが、まだまだワンオペ勢が多数を占めるこの世の中で、育児しないパパというのは当たり前なんだな~と言うのが正直なところです。


夫をイクメンにするためにやって良かったこと5選

というわけで、私が夫をイクメンにするためにやってきたことを恥を忍んで記事にしてみます。

当たり前ですが、何事も向き不向きというものはあります。だから、ある程度のポテンシャルは必要ということはあるかな・・・という点は正直否めません。例えば専業主婦希望が強く、旦那さんにはゴリゴリ稼いでほしいという場合はそういう人選になっていると思うので、この記事はあまり役に立たないかもしれません。

でも、やってみると意外と・・・ってこともあると思うんです。
だから超長期計画で取り組めば可能性はゼロではない、くらいの軽い気持ちでやってみることをお勧めします。

新婚時代になるべく何もやらない妻になる

結婚したときって、当たり前ですがスタートの時期だから相手にいいところを見せたい!と頑張ってしまう方は多いのではないかと思います。
そして、一度やってもらえるとなると、なるべく面倒なことはやりたくないというのが人間というもの・・・

というわけで、結婚当初できるだけあまり家事を頑張らない妻になることを私は目指していました。ひどいですね。
ちょっと我慢比べになるところはあると思います。
耐えられない方が家事をやることになるので。

でもここで家事のハードルを一気に上げると、後から何もできない夫が出来上がる様に思います。お互いできることを、できる範囲で協力してやる。
生活に関することは二人でやるもんだよね!という前提を作るのは、私は非常に大事なことだと思っていました。

そのため私は何から何までやらないからね、という正当な口実を作るために結婚当初は私が新幹線通勤していました。
夕飯は私が作っていましたが、基本は朝食と洗濯、ゴミ出しは夫の係、掃除も夫の方が多かったかも。夕飯は夫が作ってくれることもありました(その場合は私が洗い物)。でもご飯は私が作った方が良いので、私が作るほうが多かったです。

里帰り出産はしない

子どもができたときも、何が何でも里帰り出産はしない、と決めていました。それは女の人は自分の体がどんどん変わっていくし、体調も通常とは違うので母になる覚悟というのは徐々にできると思います。

でも、男の人は何も変化ないんです。
体型も変わらないし、仕事もこれまで通りできるし、何ならお酒も飲める。

そんなこんなで、私の生活の変化にはとことん付き合っていただくことにしました。里帰りしたほうがその時は楽かもしれないですが、いきなり赤ちゃんと分離した私を見ても、(たとえ立ち合い出産しても)赤ちゃんとの生活が始まって急に生活が変わることは期待できないかなと思ったからです。

特に育休なんだからそっちが家事やってね、になるのは最悪だと思っていたので、産前休暇だろうが育休中だろうが、家事分担は変えないことは必要なことなんじゃないかなと思います。
だって単純に産後は赤ちゃんのお世話が増えるじゃないですか。家事まで引き受けたらたまらない。

というわけで一か月間は平日母を遠方から呼び寄せましたが、基本は二人でやるというスタンスで新しい生活が始まったのは、後から考えると良かったです。

やってもらったことには笑顔でありがとうを!

誰でもそうですが、どうせやってもらうからには気持ちよくやってもらう、はとっても大事なポイントではないでしょうか?
がんばってやったことにいつもダメだしされたら、やる気がなくなりますよね?

だからこそ、できるだけ笑顔でありがとう!ということを目標にしていました。

夫の家事が気に入らないことはあります。
なんで裏返しのまま洗濯して、そのまま乾かして畳むんだよーーーとか、
え、夕飯またお惣菜(しかも揚げ物)買ったの?とか
私のドライの洗濯ものも一緒にそのまま洗ったな~!とか
いろいろあります。

でも、よほどのこと以外は我慢、もしくは、我慢できないことは自分でやる、の二択です。
そりゃもちろん、こうやってほしいは伝えます。でも、どうしてもできないとかやらないことを無理強いしても仕方がない。

(自分の機嫌がいいときだけでも)笑顔で感謝を伝えよう!
そのうちそれが当たり前になります。

何事も権限移譲は早めに

我が家の場合は夫婦ともに通勤時間が長かったので、送りか迎えかどちらかはやってもらう必要がありました。やってもらっても私は時短だったので、両方やったら確実に詰みます。

ということで、どうもこうやるらしい、ということが分かればどんどんやっていただくことにしました。
おむつ替えとかミルクをあげるのはもちろん、保育園の送りは基本夫にやってもらうことにしたかったので、システムが分かった段階ですぐお願いしました。

おかげで私は朝ほとんど保育園に行くことがなく、夫がたまに早出の時に保育園にいくと「ママ、準備の仕方わかる?」と保育園の先生に聞かれるくらいの有様でしたが気にしませんでした。
一度お願いしたら、その役回りは責任もってお願いする。
よほどのこと以外はごちゃごちゃ言わずに見守るのは、部下の育成と同じです。

単純接触効果はバカにできない

よくお子さんがママっ子で、パパだとダメなの~という話を聞きますが、単に過ごしている時間と頻度がママが飛びぬけて長いせいじゃないかと思ったりもします。全部が全部そんなことはないと思いますが。

ある刺激に触れれば触れるほど,それを好きになっていく現象を単純接触効果といいます。この現象は1960年代後半にザイアンス(Zajonc, R. B.)によって取り上げられ,主に社会心理学の分野で研究が進められてきました。近年では認知心理学や感性工学などの分野における研究も増えつつあります。

日本心理学会HP「繰り返し接しているうちにどんどん好きになるのはなぜ?」より 

というわけで、特に育休中はどうしてもママとの時間が増えてしまうけれど一日一回は必ず夫と触れ合ってもらうのを意地でも続けました。
それは本当は朝も夜も、ご飯は家族で食べたいですがなかなかそんなわけにはいかないですよね。

長いこと、夫には朝の朝礼には遅刻して行ってもらっていました(移動中は耳だけ参加)。「おまえは家庭を捨てられないところがダメなところだ」とまで上司に言われていたことも知っていますが、それでも貫き通してくれたことは感謝しています。

週末はどちらかできるだけ一人の時間をとれるように、0歳児の時から協力してきました。だから夫は私がいなくても赤ちゃんの時から二人だけでいても大丈夫だったし、息子はパパとママを言い間違えるほどどっちでもいい感じに育って正直ママいなくてもいいかな~と思うこともありました。

それでも、私が個人として好きに過ごす時間を確保することの大事さと比べればやってよかったです。

おわりに ここまでやってもワンオペという状況は存在する

というわけで、夫はイクメンとして育ってくれたように思います。
たぶん夫がもともと子供好きとか、子どもと遊ぶのは得意というのはあるかと思いますが。

しかし、お互いの仕事の状況的にどうしても帰ってこれないとか、どっちかがケアの主体になるという状況は、どちらも自宅近くが勤務先とかフルリモートワーク可みたいな状況以外は発生するのかな…と思います。
我が家はどちらかが新幹線通勤をせざるを得なかったため、平日は8割がた私がワンオペでした。

でもその代わり、私が仕事で忙しいときや出張に行くときには何の気兼ねなく代わってもらえたので、やっぱり夫にイクメンになってもらったのは良かったなと思います。


長くなってしまいましたが、どなたかのご参考になれば幸いです。
読んでくださってありがとうございます!


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