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面倒を乗り越える というか人生面倒くさいことだらけ

基本的にナマケモノなので、本音はあんまり何もしたくない方だ。
でも、面倒なことを面倒だとばかり言っても何も現状変わらないのである。

結婚する時も、引っ越し、書類関連、改姓の手続きなどなどやることがいっぱいあったし、子どもを産んだ時も、産んだ後も、家を買うときも、住宅ローンを借りるときも、仕事を辞めたときもやることはいっぱいある。

やれやれ。
人生はきっとこの繰り返しである。

そして、ずーっと面倒くさいといっていても何も変わらないのだということを改めて思い出す。

短期的な失敗はないかもしれないけれど、ほしいものも手に入らなければ、やらなかったことで中長期的に発生する不利益も結局は自分持ち。
何もしない方が楽かもとも思わなくもないけれど、それはそれでつまらない。

結局何かを手に入れたいと思ったら、行動しない限りは手に入らない。
ずっと待っていても王子さまは現れなければ、買っていない宝くじも当たらない(それでも宝くじは買わないけれど)。

先日の確定申告もそうだが、知らない・やらないと損することだって世の中にはいっぱいある。そして、そういうことは大概面倒くさい。
だから面倒で投げ出したくなる手続きなどは、心を無にしてやるしかないのだ。

***

手続き以外にも何となく億劫なとき、そして自分の中で苦手な分野でやろうとするものがあるとき、やっぱりやれていないこと・できてないことばかりに目が行く。

けれど、実際のところは何もしていないわけじゃないし(何もしていないつもりだって、結局家事も子育てもそのほかのもろもろは0にはならない)、苦手ななりに少しずつでもやれていることだって実はあれば、思い切って止めることだって一つの行動なんだと思うようになった。

今まで自分の中で当たり前だと思っていたことを、一度やめてみる。
すこしだけ当たり前を緩めてみる。
そこにほんの少しだけ新しいことをいれてみる、で良いような気がする。

0.1%の日々の改善が、一年後には複利で1.4倍になる話を思い出す。

実際は、それでも十分なのかも。
いっぱいいっぱいの人が新しいことを始めようと思ったら、余裕がないと始められない。

だから面倒くさいを乗り越えるために、止めるが先に来てもいいような気がする。海外にいくと、日本の当たり前は相当の頑張りようである。
アメリカ人とか見ているとめちゃくちゃ思う。
全部頑張ってる人ってとっても多い。

そして全部頑張るって実は無駄が多い。私も気づいているけれどなかなかやめられないこともあるし、止めたところで罪悪感があったりする。
だから結局止められないループ。

でももうちょっとドライに手を抜くところがあったっていいし、全部できなくたっていい。ずっと頑張れなくてもいいし、苦手なことは止めたっていい。そういう意味では家事代行を使う人が増えたのは良いことなのかも。

人から見たらたいしたことなくたって、少し行動出来たら大げさにほめたっていい。自分をほめても別に誰にも迷惑かけてないし。

大人になったら自分で自分の機嫌を取らないと、とよくいうけれど、少なくともダメだししてエネルギーをそがないように、今日もできたこととやれたことを数えつつ、少しずつ面倒くさいを乗り越えていこうと思うのでした。


読んでくださってありがとうございます。

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