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「女性らしさ」でなく「自分らしさ」で生きられる社会に、フェムケア製品を。

「女性らしさ」呪縛を特集したNHKクローズアップ現代


 先日、NHKのクローズアップ現代が『女の子なんだから・・・』女子の自信を砕く呪いの言葉というテーマで放送されていました。


私が受けた「女の子なんだから」の呪い


 私は地方出身のアラフォー世代で、小さい頃は今よりもっと「女性だから」が色濃く残っていた気がします。

・女の子なんだから学歴は必要ない。
・女の子なんだからおしとやかにしないといけない。
・女の子なんだから家事ができないといけない。
・結婚、出産が女性の幸せ

などなど。
 そしてそれは学校や家族の在り方、TVや映画、漫画などのコンテンツからもあらゆる環境で「女の子なんだから」というメッセージが発信されてきたのでいつの間にか刷り込まれ、普通のことと思っていました。


呪いに気づいたきっかけから起業を考えた


 しかしこの状況に疑問を感じる原体験が、起業の原点になっています。
 それは実家の建築業で、「女が社長はありえない」という考えを目の当たりにしたことです。
 「女だとなめられる」「リーダーシップがない」という風潮があり、その人の個性を一切無視した性役割のステレオタイプだけで判断されて、女性の社会的に活躍できる場を狭めているなと強く感じました。


 「女性らしさ」呪縛を解くフェムケア


 その体験から、日本の女性をもっと自己肯定感を上げること、社会的地位を向上できることに興味を持ち、それにはフェムケア製品が必要ではないかと考えています。
※フェムケア…女性特有の健康課題(生理、PMS、更年期障害、婦人科系の不調など)をケアする製品

 フェムケアは単なるデリケートゾーンケアをすることだけではありません。フェムケアを通じて女性のヘルスリテラシーを上げることで、女性特有の健康課題で諦めることなく自身のキャリア、育児、介護などのライフデザインを立てることができます。

 女性は一生ホルモンバランスの揺らぎとともに生きていく運命にあります。初潮から始まり、生理による不調と妊活、更年期障害、閉経後の不調がそれぞれのライフステージにあります。

 特に更年期障害とキャリア形成に大事な時期が重なり、2人に1人が昇進を断り、17.2%が離職したというデータもあります。

※引用元:日経プレジデントウーマン「女性の5割はホルモンのせいで昇進を断る」
https://president.jp/articles/-/27237

 女性特有の健康課題に気づくきっかけを作り、諦めることがない人生設計のお手伝いしたいと考えています。



 

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