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目標をもつこと

こんにちは。
フェリタス社会保険労務士法人の石川です。

先週、市内の女子高校生2名と商工会議所の職員2名(付き添い)が事務所にいらっしゃいました。
授業の一環で、地元企業の職業インタビューとの事でした。

自転車でやってきた女子高生は、とてもいい子達で、社労士の仕事やフェリタスについても事前に色々とリサーチしてきてくれていました。

一通りインタビューが終わった後に、会議所の職員が
「先生は色々な企業を見ているから、将来の仕事の事とか相談してみたら?」
と生徒に促すと、それぞれ進路について話してくれました。

1人は卒業後、美容関係の仕事に就くことを目指して、就職を希望しているそうです。
その子は現在飲食店でバイトをしていて、自分は事務職よりも接客業が向いていると感じたこと、
そして、美容に興味があることから、美容業界に就職しようと思ったそうです。

「でも、高卒でその業界に就職した人の8割が1年以内に辞めるそうなんです。続けられますかね?」

と相談されました。

(うーーん・・。美容業界は休みも不規則、神経も使う仕事だから確かに大変かもなぁ)

と思って、その旨も率直に話しました。
憧れていた仕事も、現実は色々と大変な部分もあることは先に知っておいた方が良いですしね。

その上で

「なんでもいいから、目標をもっては?」

と提案しました。

日々の仕事が大変だと、やはりついつい(もう辞めちゃおうかな・・)という気持ちに傾きがちですが、明確な目標をもって、それを達成するまでは頑張ろう!と思うと、続けられるかも・・。

・売り上げを〇〇円達成する!
・○○の資格を取る!
・業界のコンテストで優勝する!
・この技術を身に着ける!

具体的な目標があったほうが、人はそれに向かって頑張れます。

目標がぼやけたり、期限が曖昧な場合、どうしても流されがちですね。
あんまり壮大な目標を立てると、達成できずに落ち込むので、
頑張ったら手が届きそうな目標を立てることは、結構大事かと思います。

私が最近はまっている登山に例えて、

「山のふもとからほんの少し登って、諦めてしまったら何も見えないまま終わる」
「頑張って頂上についたら、見える景色がある。その時に、初めて気づくこともあると思うよ。」

とアドバイスしたら、
「めっちゃ分かりやすい例えですね!」
と喜んでくれました。

いきなりヒマラヤ登山は無理だけど、まずは大山登山くらいの目標をたてて、そこまでは頑張ってみようねー!と話しました。

「頑張ったら手が届きそうな目標」って、どれだけの人が立てているかな?と思います。

必ずしも目標があることが良いわけではないでしょうけれど、個人的には目標が明確にあったほうが張り合いがあります。

目標を持つこと、期限を区切ることは、私が仕事をする上で、結構意識していることです。

将来に夢と希望を持っている高校生の話を聞いて、アドバイスしているようで、自分に言い聞かせているな、と気づいた出来事でした。