見出し画像

みんなのフォトギャラリー公開 富士山

お正月の見出し画像用に、少し早いですが富士山の写真を公開しました。
撮影場所はまちまちですが、どこから見ても富士山の存在感は別格です。

まずは晩秋の山中湖畔。
雲の形が、富士山に向かって大きく翼を広げた鳥のようで、富士に負けず劣らず雄大な景色を見せました。

つづいて三浦半島の葉山から2枚。
葉山灯台(通称、裕次郎灯台)や名島の鳥居が並ぶ相模湾越しに富士山を眺める真名瀬海岸。晴天で気持ちよく富士まで通り抜ける眺めは全く見飽きることがありません。
#2は暖かくなってきた春の候、#3は凛とした寒さの極まる新春です。

つづいて江の島。湘南モノレール湘南江の島駅のホーム階から眺めた富士山のシルエットです。
1月の日没直後という時間帯で、夕焼け色がまさしく言葉に表されない、余剰を感じさせる深い趣でした。シルエット一発で富士山だということがわかります。

おなじくシルエットでも、こちらは富士の輪郭をはっきりと印象的にとらえたもの。艶やかな黄昏色の空がその輪郭を一層引き立てます。場所は横浜市内です。

おしまいは飛行機上から俯瞰した1枚。
2014年1月1日のJAL機から撮影した正真正銘の初富士です。
波状の薄雲を神々しく纏う様子に、思わず「高いところから失礼します」と拝みたくなる気持ちでした。

ところで、今回写真に添えるひと言は、後半から三省堂の新明解国語辞典から拝借しました。他の辞書にない、一歩踏み込んだ説明が読み物として楽しく、長らく気に入って使っています。

例えば「正論」は、

【正論】せい ろん
筋道の通った、正しい議論(主張)。
〔多くは、実際には採用されたり行われたりすることが無い〕

三省堂 新明解国語辞典

という〔〕内のように、表面だけの語意にとどまらない生きた言葉遣いが随所に散りばめてあります。改めてこういう言葉遣いひとつを意識することによって、殺伐とした経済社会にあっても人生が豊かになると思うのです。

作品は「みんなのフォトギャラリー」に公開中です。
「写信家 うみやま」で検索してお使いください。
(複製・改変は禁止。みんなのフォトギャラリーからご利用ください)

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