見出し画像

はじめての台湾(旅行会社の人目線) 2日目

前回のあらすじ

はじめて台湾に行くことになった新入社員はおなかの弱いガイドとなんとか1日目の行程をクリアした。

さぁ、頑張っていきましょう。

【Chapter6. 路】

今回のツアーはあくまで同乗視察という形だったので、毎日乗り込むバスが変わると言う反則的な出張でした。

しかも、この出発日はなんとバス四台。北は関東、南は沖縄からこのツアーにご参加いただいてました。

つまり、毎日わたしの乗るバスが変わるので、お客さんの顔は全然覚えれません٩( 'ω' )و

というわけで、昨日のおなかの弱いガイドAさんとは分かれて、今日はガイドBさんにお世話になります!

さてさて、今日の行程はなんと台湾南部の港湾都市・高雄への移動からはじまります!

移動には日本の山陽新幹線を今も走っている700系と同型の台湾高速鉄道T700に乗って行きます!

画像1

この高速鉄道のせいで僕の台湾のイメージカラーはオレンジなんですよね。

そういえば高速鉄道の建設までのエピソードはすごく面白いんですが、それについての話が「路」という小説になっているので気になる方は是非読んでください。この小説読んだら、台湾に親しみを持てるのと、日本の技術が世界で役に立っていることを実感できるかと思います。

さて高速鉄道を使えばなんと台北から高雄まで約1時間半ほどで到着できます!というわけで乗ってみましょう!

あ、乗る駅は桃園駅からでなんと地下にあります。この高速鉄道は結構地下の区間もあるので台北近郊はあんまし車窓は楽しめません。

画像2

車内は普通の新幹線です。

画像3

なんか、自分の荷物を申し訳なく感じた新入社員の僕は自分の膝の前に置いて結構しんどかった記憶があります。もっと楽にしてもええんやで。

【Chapter.7 タイガー&ドラゴン】

1時間半のご乗車お疲れ様でした。寝てました。高雄に到着です(๑˃̵ᴗ˂̵)

さて、到着したはいいんですけどクソ暑い。もちろん8月ってのはあるんですけど、高雄は熱帯気候ということもあって尚更あつい!なんで俺はスラックスをはいてるんだ!短パンになりたい!!

なーんてね。バスに行けばそこは冷房地獄。お腹がゆるいやつは死んじまうぜ。というわけで、バスに乗って高雄市内観光へ。

まずは、蓮池潭という池に立つ龍虎塔へ。

画像4

なんでも龍の口から入って虎の口から出れば災いが無くなるとかいうんですよね。っていう小噺をお客さんにしてると、

小学生「逆から入ったらどうなるの?」

僕「どうなると思う?」

小学生「知ってるの?」

僕「みんなから変な目で見られる」

それが大人ってやつなのさ。

【Chapter.8 台湾素食】

ツアーでの楽しみの一つは食事だったりしますよね。僕は台湾の中華好きなので、なに食べれるのかワクワクしてました。

高雄での昼食は海鮮中華。料理名は忘れましたけど、なんかチャーハンとか、なんかの貝が入ったスープとかそこそこ美味しくいただきました。

画像5

そんな中、隣のガイドBさんは野菜しか乗ってないプレートを持ってきた。

僕「Bさんその食事なんですか?」

Bさん「僕は野菜しか食べないんだ」

僕「そうなんですね、台湾ではそういう人いるんですね」

Bさん「そう、台湾素食っていうんだよ。日本では、あれだろ?野菜生活っていうんだろ?」

僕「なんかちがう

台湾素食、気になる人は下の記事読んでみてね。

https://toyokeizai.net/articles/amp/276993?display=b&amp_event=read-body

【Chapter.9 視力検査は勘で答えてました】

台湾って昔は日本に統治されていた時代もあり、よくその時代の建物のリノベーションがされてたりします。その一つがここ宮原眼科。宮原さんっていう日本人のお医者さんが昔眼科として使っていた建物だそうで、それがなんと今はスイーツショップとして使われてるんだそうです。

画像6

画像7

店内すごい。

外は少しレンガな感じが趣残していて、雰囲気はすごく良かったなぁ。

本当は僕もここで買い物したかったんですけど、何かしらのトラブルがあって買えなかった。また行きたいなぁ。

【Chapter.10 僕は、僕こそはマクドよりの使者】

2日目も夜になりました。今日はオプショナルツアーがあります。私もついていきます。

台湾の夜といえば、夜市ですね!

画像8

今回は台中の逢甲夜市へ。

Bさん「じゃあここからは自由行動です!40分後にここのマクドナルドね!解散!」

人混みに消えて行くBさん。散って行くお客さん。なんの前情報も仕入れてなかった私は、仕方なく40分ここをうろうろ。

この夜市、大学の近くということもあり、すごく若い人が多くて店も若者向けの店ばっかりでした。あんまり、台湾ならではのものを見つけるのはできなかったなぁ。

暇な僕はマクドナルドで、コーヒーを飲んでお客さんの戻りを待つことに。

画像9

お客さんもすぐ飽きたのか、20分後にはマクドナルド周辺にチラホラと集まり出して、僕を見つけると「なんかよくわからないね」という風に言われ、的確に何が見所かも答えれない僕。地獄。Bさん早く帰ってきて。

ただここは台湾。マクドナルドでも楽しんでもらえるのではないか?と閃いた。

僕「台湾のマクドナルドはメニュー違ったりするかもしれないですよ?」

お客さん「たしかに、試しに頼んでみるか」

ってな感じでお客さんが8人くらい次々とハンバーガーを注文へ。

感想は、、、

お客さん「日本と一緒の味だねヽ(・∀・)」

Bさんのとこのお客さんに、マクドナルドの人という印象をつけて私は次のバスへと向かうのだった。

3日目へ続く。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?