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PMSとPMDDの違いと対策を解説

女性は月経中だけでなく月経前にも何らかの不調を抱えていることをご存知ですか?
これらの不調は人間関係や社会活動にも支障をきたすこともあります。

1. PMS 月経前症候群

月経の3~10日くらい前から始まり精神的や身体的な症状が現れます。
月経開始とともに治りますが、
イライラ、下腹痛、腰痛などの症状があり細かい症状も含めると150種類以上もの症状があります。
日本女性の70%がPMSに該当していると言われています。

2. PMDD 月経前不快気分障害

症状が出る時期はPMSと同じです。
精神症状がPMSより重症化した状態を指します。

PMSの諸症状のうち、イライラ、不安といった精神症状が主体で
日本女性の1.8~5.8%がPMDDに該当すると言われています。

3. PMS/PMDDの原因

PMS・PMDD(PMDs)の原因の一つは
ホルモンであると言われています。

排卵を抑制すると症状が抑えられるので、排卵後に増える黄体ホルモンが誘因となっています。

逆にちゃんと排卵して、ホルモンがでているから症状がでるとも言えます。

4.対策は?

生活習慣や精神状態、社会環境の影響を
受けやすいため生活習慣を見直しましょう
。
朝食をきちんと食べる、
糖質や脂質をとり過ぎない
、自律神経を整えるヨガなどの運動
など、取り組みやすことから始めましょう。
また症状の幅も広いため自分に合った対策を行うことがとても大事です。
例えば、頭痛や腰痛むくみなどの症状が顕著な場合塩分やアルコールを控え利尿作用の食べ物を多く摂取することが効果的です。