糞フェミでも恋がしたい (その12)
私の名は能條まどか。糞フェミだ。
糞フェミにも心の迷いはあって、ちゃんとした覚悟を持つには、それなりの決心を要するというか、心の圧力を要するというか、つまりいろいろ大変なわけなので、だから私がもうどうなってもいいや、って思うためには、いろいろな迷い道を通り抜けるだけの頑張りがあるのだ、だからそこをいっしょけんめい頑張って通り抜けて、その瞬間、その場所に立ったとしたら、それはもう自分で自分を褒めてあげたいぐらい誇らしいことなのだ、私が綺羅君の、つまり「あの綺羅君」の前に立とう