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羊毛彫刻家・フェルトアーティスト小野彩香 Instagram @qqqsayappp

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    私のプロフィールと決意。

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羊毛彫刻家・フェルトアーティスト 小野 彩香(おの さやか) 中央大学法学部法律学科卒業 大塚テキスタイルデザイン専門学校ウィービングデザイン科卒業 武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程修了 2001年ごろ原毛に出会い独学でフェルトを作り始める。 フェルトの持つ自由な造形に魅せられ身につけるものからインスタレーション、オブジェまで様々なものを制作する。 立体的な造形を得意とし、近年では羊毛の自然な白を用いた彫刻を数多く作り出している。 国内・海外での個展、グ

    • 織機のある暮らしを始めよう。

      11年前、譲っていただいた織り機。 やっと日の目を見た。 一度見に来て、気に入ったら譲ってもらうという事で電車に乗った所で東北大震災の余波に飲み込まれた。 電車は止まり、先方に連絡もつかず、家に帰る交通手段も失い、駅のホームから人の流れと共に外へ押し出された。 縁がなかったんだな… 諦めていた所、数ヶ月が経ち、また縁がつながった。 当時、妊娠中だった私は即決でその織り機を譲り受けることにしたのだが、妊婦でなくとも自分では運べそうにない重さだった。 そこで、夫に車で運ん

      • フリーランス、主婦こそバレットジャーナル。

        私は大学生の頃から手帳を書く事が好きだった。 様々な形態、様々な手帳術を試してきた。 手帳を前に未来の事をふわーっと考えているような、何も考えていないような時間が大好きだった。 私は31歳まで学生でもあったし、会社員だったときもあったし、作家でもあった。 結構、日々忙しく暮らしていたと思う。 最終的にバーチカルタイプが自分には合っていると思い定着しつつあった。 私の生活が一変したのは、出産後。 手帳に書く事といえば、子供の予防接種のスケジュールと定期検診だけ。

        • 国産羊毛への憧れ

          私は、フェルトアーティストだ。 年間の羊毛消費量は20Kg以上になるだろう。 私が使うのはニュージーランド産メリノウールである。 何故、ニュージーランド産なのか。 単純に手に入れやすい羊毛はほとんどがニュージーランド産かオーストラリア産など海外のものだからだ。  国産羊毛にお目にかかった事はない。 日本では羊を飼っていないのか? そんな事はないはずだ。 羊は、年に一度必ず毛を刈る。 その毛はどこへ行ってしまうのか? 調べてみたら、なんと廃棄されていた! うわ

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          7本

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          何故、私は「動き」を表現するのか。

          月に1度、娘と泳ぎに行くようになった。 泳いだのはたぶん18年ぶりぐらいだろうか? 私は小学生の頃、スイミングスクールに通っていたのでひと通りの泳ぎ方は心得ている。 泳ぐという行為は、自分の命を守ることに繋がるからなのか、何十年経っても身体が覚えているようだ。 いや、全ての生き物の起源は水の中から始まっているからなのか。 DNAに刻み込まれた水への記憶が存在しているのかもしれない。 小さい頃から泳ぐと必ず浮かぶ言葉がある。 「水に還る」 いつもその言葉が脳裏を

          何故、私は「動き」を表現するのか。

          ウェットフェルト 使う石鹸の種類は?

          先日、ウェットフェルトで使う石鹸について質問がありました。 結論から言いますと、 何でもOK‼️ちょっと乱暴⁈適当すぎ⁇ いや、本当なんです。 ひとつだけ注意点があるとすれば、直接素手で触りますし、長時間お湯と共に触れますので手が荒れないものを選ぶということぐらいです。 何でもOKとはいえ、色々あるので困っちゃう方多いんですよ。 私が過去に試したものは、 ・固形石鹸 ・ボディソープ(液体) ・シャンプー ・食器用洗剤 ・粉石鹸・純石鹸 はい、全部大丈夫です。 固形

          ウェットフェルト 使う石鹸の種類は?

          自分軸という言葉について考えなおす。

          『自分軸で生きよう!』 というような言葉を目にするようになって久しい。 自分軸って、やりたい事をやろうって事でしょってどこかで思ってはいた。 私は自分探しの途中でもないし、ストレスフリーなはずのアーティスト兼主婦である。 自分軸で生きてるに決まってると思ってた。 しかし、最近になってよくよく考えてみたら、全然出来ていない。 つまり他人軸で生きていると気が付く。 小中高校生のころは他人軸、実家にいた頃は親の軸、結婚してからは夫の軸、出産してからは家族の軸。 唯一自分軸で生

          自分軸という言葉について考えなおす。

          今さら?デニム着物の便利さにはまる

          ほぼ毎日着物で暮らす。 日々着るのは、ウールに木綿、麻など洗える素材の着物ばかり。 家事をしたり制作をするのに水に濡れる事や汚れる事は必須だからである。 冬はウールが大活躍なのだが、暖かくなってくると木綿の出番が多くなる。 糸へんの仕事をしている私は、木綿の着物は脈々と受け継がれてきた日本の木綿織物を着たいと思っている。 それは、産地を守りたい、日本の産業を守りたいという思いがあるから。 売れなければ廃れてしまうからだ。 それに、やはりその風土に見合う布なのだと肌で感じら

          今さら?デニム着物の便利さにはまる

          土用の丑の日、着物を洗う。

          今日も暑かった。 今日は日々着ているしじらとお気に入りのセオアルファの着物を洗った。 何かの折に着物を洗う話をしたらとてつもなく驚かれた。 大多数の人々にとって着物=訪問着か振袖か… らしく、何かある時に着る一張羅。 汚したら大変! 用が済んだらはやく脱がなきゃ! 着物なんか!って感じ。 聞くところによれば浴衣もクリーニングに出す方が多いらしい。 何が正解か分からないが、私は浴衣だろうが着物だろうが正絹の袷以外は全て家の洗濯機で洗っている。正絹の単は自己責任。 夏は

          土用の丑の日、着物を洗う。

          着物が苦しい原因を考える。

          5日ぶりの投稿である。 首が痛くてパソコン作業から遠ざかっていた。 珍しく一週間近く洋服で過ごした。 まだ少し痛みが残るが久方ぶりに着物に袖を通した。 阿波しじらに半幅帯。たすき掛けをしたら不思議と痛みが消えた。 なんだ、もっと早くに着物を着てたらよかったと思った。 着物って苦しいものと思われている。 いや、実際私も成人式の時は苦しくて苦しくて式が終わってすぐに脱いでしまった。 着付を習ったばかりのころも苦しかった。着付け教室から家まで車で20分。もう、途中で

          着物が苦しい原因を考える。

          Felt art 2021.7.

          Felt art 2021.7.

          無名の私がドイツの専門誌に掲載された話。

          昨年、私はドイツのフェルト専門誌に、日本のフェルトアーティストとして掲載された。 コロナ禍、東京は緊急事態宣言中、ドイツもロックダウンしていた時、突然その雑誌の編集長からメールが来た。 「私はあなたを見つけた!!あなたの作品は素晴らしい。私の雑誌でぜひ紹介したい。あなたにインタビューしたい!!」との事。 日本でもほとんど誰にも知られていないのによく見つけてくれたなぁ。まさか騙されてたりしないよねと疑心暗鬼な私。 インタビューに承諾したところ、たくさんの質問がかかれたp

          無名の私がドイツの専門誌に掲載された話。

          着物も日々の衣服のうちの一つ

          私は、着物も着るし洋服も着る。 一日に一回は着物を着る。 「着物なんかよく着るね」と隣の80代のおばちゃんに言われるけど気にしない。 着物を着始めたきっかけ 子供が幼稚園の年長になったとき、幼稚園の卒園式と小学校の入学式、私は何を着ようか考えた。 母親が着るよくあるスーツは似合いそうにない。 似合いそうなスーツを買う? スーツを買うならバッグも靴も買わなくてはならない。 全部買うのは経済的に厳しい。 着物は? 結婚した時に一揃い持たされた着物があるじゃない

          着物も日々の衣服のうちの一つ

          フェルトを手作りする楽しみ

          フェルトをつくりはじめて20年。 何が楽しいって、驚きの連続だから。 Wool magicなんて言ったりもする。 私はフェルトをつくるときはいつも余白を残して計画することにしている。 つくりたい形がそのままできてしまってはつまらない。 思い通りになりすぎないから20年続けてこられた。 結果が分からない。だから面白い。 私は、自分の作品について羊毛との対話から作品が生まれると説明する。 これは嘘のような本当の話だ。 フェルトは特別な道具を使わない。 ほとんど

          フェルトを手作りする楽しみ

          フェルトって何?

          羊やその他動物繊維を絡めてできる毛の塊をシート状にしたものである。 手芸店に必ずといって良いほど置いてあるカラフルなシート、アップリケに使うアレを思い浮かべる人が多いかもしれない。 あれは、最近はポリエステル製が殆どだ。 しかし、さまざまなところにつかわれているフェルトは工業製品であれ同じ原理でウールから作られているものも沢山ある。 最近、日本ではニードルパンチという羊毛を絡ませるための針で小さな小物を作るのが広く知れ渡っている。それを羊毛フェルトと呼ぶ人もいるようだが、

          フェルトって何?

          再起の一歩。

          前回からの続き。 大学院卒業後数年間の私の活動 ・年1~2回都内での個展 ・年1~2回地方での個展 ・グループ展5~6回 ・常設委託販売店を全国に5軒 ・母の店の手伝い ・フェルト教室(5クラス) ・手紡ぎ&織教室 という感じで今思えばめいいっぱい制作していた。 個展の直前は20時間ぐらい制作していたかも。 その後結婚、出産。 出産後、私は子育てを優先してきた。 そのため作家活動は激減。 今は年一回の個展とグループ展が時々。 それとフェルト教室と

          再起の一歩。