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フリーランス、主婦こそバレットジャーナル。

私は大学生の頃から手帳を書く事が好きだった。

様々な形態、様々な手帳術を試してきた。

手帳を前に未来の事をふわーっと考えているような、何も考えていないような時間が大好きだった。

私は31歳まで学生でもあったし、会社員だったときもあったし、作家でもあった。

結構、日々忙しく暮らしていたと思う。

最終的にバーチカルタイプが自分には合っていると思い定着しつつあった。

私の生活が一変したのは、出産後。

手帳に書く事といえば、子供の予防接種のスケジュールと定期検診だけ。

ほぼ真っ白な日々がつづき、そのうち何ヶ月も放置された。
仕事(教室業)は子供が生後4ヶ月から再開していたにも関わらずだ。

そして、とうとう手帳は不要になってしまった。

何も書く事がなかったし、書く時間も手帳を2階の自分の部屋に取りに行くひまもなかった。

ほとんど予定がない事に変わりはなかったが、ある時、手帳に何か書きたい、書いて頭を整理したいと思った。

そしてまた、自分のライフスタイルに合う手帳探しが始まった。

とはいえ、作家業は2年先のスケジュールが突然決まるし、主婦は毎日家族のスケジュールに振り回され全く予定がたたない日ばかり。

そんなわたしにぴったりの手帳はなかなか見つからなかった。

その折、たまたま知ったバレットジャーナル。

SNSでバレットジャーナルを検索すると、可愛くデコレーションされた画像が出てくる。
しかし、本来はそうではないのだ。
絵は描かなくて良い。
私のバレットジャーナルは、シンプル。

公式のバレットジャーナルの書き方に習い、毎日To doリストや買い物や夕飯のメニューや家族のスケジュールなどを書く。
何が良いって、それをこと細かに何時にするか書かなくていいってこと。
勿論、時間が決まっているものはその時間にするが、家事の予定なんて何時にするか予定できないものだらけだ。
その点、バレットジャーナルは楽なのだ。
今日のどこかでそれをやればいいというゆるさが楽だ。
そして、書く量を決められていない事も良い。

自由な手帳。

その一言に尽きる。
最初は色々と違和感があったが、今となっては自分好みにカスタマイズし、自分だけのバレットジャーナルとなっている。

手帳探しの旅はようやく終わりが見えたようである。

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