1日遅れの母の日
『このタイミングを逃したら、もう次はない…』
ドキドキしながら【送信】をポチ。
この数ヶ月、わたしの肩にのしかかっていた重荷がどさっと落ちた瞬間でした。
おはようございます。
昨日、いつものようにnoteをみていると
いつも記事を読ませてもらっている「らんみかさん」の最新投稿に目が釘付け…
おっと、、母の日だったか。
わたしのアタマのなかでとっさに閃いた。
メッセージを送るなら今しかない、ということ。
***
30年前にイギリスにホームステイしていた話はここnoteでも何度か書いている。帰国してすぐ、数年間は手紙やカード、クリスマスにはクリスマスプレゼントを送ったりと頻繁に交流があったものの、だんだんと疎遠になっていた。わたし自身の就職や結婚、ホストファミリーも新しい学生を受け入れたり、子どもたちが巣立ったりと変化もあった。
そしてここ最近は、切手を貼ってポストにいれると相手先に届くという(クラシカルな)郵便から電子メール、SNSでのメッセージなどになり、ちょうど1年くらいまえにはFBメッセンジャーのビデオチャットで顔を見ながら話すというところまできた。
あれだけ誕生日やクリスマスのたびにカードを送りまくっていたのに、ここ数年、日本からカードを送っていない(気がする)……
それなのに、といってはなんだけど
昨年12月、クリスマスの1週間くらいまえだったか、師走のばたばたしているときに1通の封書が届いた。エアメール。
おぉ…。
懐かしい筆跡とRoyal Mailの切手。差出人の住所は、いつでもどこからでも手紙が出せるくらい、脳みそに刻みこまれている。
イギリスのホストマザー(と娘)からのクリスマスカード。
手書きのメッセージがじわりとしみる。この気持ちをすぐにメッセンジャーでメッセージを送ればよかったものを、せっかくならあれもこれも、なんて書こうかなどと考えているうちにクリスマスの日を迎えてしまった。
今日なら、ハッピークリスマス、でいけるかなと思いつつスルー。
年が明けて、元日。
今日なら、ハッピーニューイヤー、でいけるかなと思いつつスルー。
2月になってしまった。いまさらなにを送ったらいいのか。ぐずぐずしているわたし。
3月には、ホストシスターの誕生日がくる。
よし、このタイミングでいこか。と思った。
誕生日当日。
今日こそ、と思った。が。断念。
ホストマザーとホストシスターは一緒に暮らしているので、ホストシスターにメッセージすれば自動的にホストマザーにも伝わる(はず)。
だが、ホストマザーにカードありがとうを伝えるのに、ホストシスターのハッピーバースデーメッセージとかぶせるのはいかがなものか、と。
延び延びになりすぎて、いまさらどうやって切り出したらいいものかと、悩みすぎる。
あ、あ、わたし何やってんだろ。
と寝室に長いこと放置している封筒が、目に入る。
***
そんなぐずぐずなわたしに、「今でしょ」と背中を押してくれたのが、冒頭に紹介させていただいた、らんみかさんの記事だったのです。
ふー。。。
長かった。
母の日。これは絶好のタイミング。
イギリスでの母の日というのは、気がついたらいつも終わっていて、うっかりカードを送りそびれる、が恒例になっていた。今年ももちろんきれいに忘れていた。
本来ならカードを郵送したいところだけれど、今は緊急事態。メールという便利なものがあるじゃないか。
ということで、無料アプリCanvaでそれっぽいデザインを見つけてカードを作って送ることに。(ヘッダ画像がソレ)
カードに最初から印刷されているメッセージだけじゃちょっと味気ないなぁとおもって、追加でメッセージを入れた。文字数が多すぎてパンパンになっちゃったけど、画像ファイルならデバイス上でピンチズームすればちっちゃな文字も読めるだろうと思ってそのまま作成。
FBメッセンジャーでも軽くメッセージを追加して、カードの画像ファイルを添付して、送信!
なんだ、この達成感は。ホントゴメンナサイ…。
***
というわけで12月から3ヶ月半にもおよぶ長い間、わたしの心の片すみにずっと居すわっていたヤツは消えました。クリスマスカードがとっても嬉しかったのに、わたしは自分がやってないことをずっと心苦しく思っていたのでした。
***
今朝。
ホストマザーから返信メッセージが!!!
母の日から1日遅れてたけど、サプライズを喜んでくれていたようです。あぁよかった。
メッセンジャーの吹き出しが、横長の四角ではなく正方形になるんじゃないかと思うほどの分量で。懐かしい口調がいまにも聞こえてきそうな文面に、あぁこれこれ、これだよねぇ。と朝からうきうきです。
さ、今度はあんまり寝かせすぎないで返事しよっと。
というわけで、らんみかさんには感謝感謝です。ありがとうございます!
noteにはこういう効果もあるのですね。
これからもよろしくお願いします。
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