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これが更年期というもの?

前々から気になりつつも、なかなか書けなかったこと。
今年48歳になるわたしは、いわゆる【更年期】のまっただなかだといえる年齢。
認めたくないけど、そろそろねぇ…というお年頃だと自覚している。

かつてイメージしていた「更年期」は、イライラしたり、ホットフラッシュ、首から上だけ汗をかくとか、やる気が起きない元気がでない、みたいな分かりやすいものしか思い浮かばなかった。

だから、わたしは違うもん
と思ってきたけど、もしかしたらそうじゃなくて…かなぁと思い、現時点でのことを少し書いておこうと思う。たぶん数年後に、あれは、、、そうだったのかもね~と分かるんじゃないかなと期待して。

***

はるか昔の記憶。
わたしが高校生か大学生くらいのことだったか。
『お母さんは更年期障害だからね』
と軽く見下すようにして母に接していた時期があった。なんとなくいつも不機嫌、わたしたち子どもにも当たりがきつかったのかな。
いま思えば母には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいなのだけれど、25年後に自分もそうなる可能性がめちゃくちゃ高いんだってこと、当時の無知な自分に教えてやりたい。

まぁ考えてみたら、5人の子どもを育てながら(大学生、高校生、中学生、小学生)、フルタイムの仕事をして、時には夜勤や早出もあったりしてどんだけスーパーマンなんなんだ、と思う。子ども時代の記憶に、父親が夕飯の時間に一緒にいたことはない。わたしたちが寝る直前に帰宅して、わたしたちが学校へ行く前に仕事に出かけていく父親の記憶しかない。そんな環境でいったいどうやって生活を回していたのか、想像できない。
そんな母が、40代後半~50代に更年期障害?そりゃあって当たり前だろうよ、、と思う。で、そのときに優しくなかったわたしはひどい娘だったなぁ。(反省)

***

そして25年が経ち、わたしもそのころの母の年齢になる。
一度も妊娠、出産、もちろん育児をも経験しなかったわたし。条件や環境は違えども、老いは等しくやってくる。

さっきも書いたような、分かりやすい心身の変化はないけれど、うっすらと感じている変化は次の3つ。どれも、一時的なものかな? と思っていたけどどうやらそうでもないっぽい。単なる老化現象なのかもしれないけど、ホルモンバランスの崩れも影響がゼロではないと思う。

  1. 皮膚が乾燥する

  2. 睡眠が浅くなった

  3. 筋肉が落ちた

皮膚の乾燥

まずは皮膚の乾燥。
現時点で一番気になるのは利き手である右手の、人差し指、中指、薬指の指腹がカサカサになって、微妙にひび割れてきていること。
気になりだしたのは、年末年始。
大掃除やおせちの準備やらで、水仕事が増えたことがきっかけかな? と最初は思っていた。親指の爪の際の皮膚がひび割れて、続いて人差し指の指の腹にもうっすらと浅く皮膚が割れてきた。
お正月が過ぎたら、落ち着くかと思ったけど、その後も変わらず。
冬が終わったら、乾燥する季節が終われば良くなるかなと思ったけど、変わらず。人差し指から中指、そして薬指へと…。だんだん皮膚が硬くぱりぱりとしてきて、最近だとぬか床を混ぜると塩分がしみるという、、、(ピンポイントでこれが地味にツライ)

利き手なので、スマホやタブレットを毎日使っているのも影響しているんだろう。この数ヶ月は、化粧のときに右手の指を使わないことにした。リキッドファンデーションを指で塗っていたのを左手に変えてみたけど、右手の指のカサカサは良くなる兆しがない。
ありがたいことに、左手はまったくの無傷のまま。これが左手までやられたら本当に困ってしまう。
暑さがやってきて、汗のせいか、今度は指の側面に湿疹のようなものが出てきて痒くなってしまった。

皮膚の表面の乾燥だけが原因ではないっぽいので、まずは物理的な刺激を極力減らすこと、根本的に治すには、指先(末梢)までの血流を改善すること、かなぁ。

睡眠が浅くなる

続いて、睡眠。
思い返せば数年前から、夏になると暑さで眠りづらくなり、夜中に目を覚ますことが増えてきた。年々暑さもひどくなるし、エアコンをつけると今度は寒さで調子が悪くなるわ、で、夏場の睡眠はここ2,3年けっこう問題を抱えていたのだった。
冬になれば、寒さはまだマシ。布団にくるまっていれば何とでもなるけど、暑さはどうしても無理。

夜間の睡眠でじゅうぶんに疲れが取れないから、日中がなんとなくボーっとしたり眠くなったり。

暑さのせい、と思ってきたけどもしかしたら、それだけではないのかも。次の項目にも関係があるけど、日中の運動不足(肉体的な疲労が足りない)のも、原因になっているかもしれない。運動不足は自覚している。もっと身体を動かそう。

筋肉が落ちた

成人してから今までで、いまが一番食生活には気を遣っている。一番まともな食生活だと自覚している。
暴飲暴食は激減しているし、甘いものも一時期とくらべたら食べなくなったし、食事のリズムは一定だし、野菜も魚も意識してよく食べている。だから、体調を崩すことはほとんどないし元気だと認識していた。

が…。

数ヶ月前だったか、2,3週間ぶりに軽く運動をした。
その翌日、ものすごい筋肉痛に襲われた。あれ? いつもの運動量とほとんど変わりないけど??
数値で計測していないから断定はできないけど、全身の筋肉量が落ちた気がする。あれだけの(としか感じない程度の軽い)運動で、筋肉痛になるなんて。これはちょっとマズイのでは。

20代から30代まで、わりと定期的に運動をしていた。
が、結婚して自分の勝手に使える時間が減り、かつこの2年ほどはコロナの影響もあって外出も減り、人との接触を控えるという名目のもと、人と一緒に行うスポーツは悪、のようなイメージがついてしまったことを言い訳に、運動する機会が減ってしまった。

自分一人で、家でもできないことはない。
でも、やっぱり自分の意志の力だけでは無理なんだよね。やっぱりある程度の拘束力というか、人との約束があるから時間になったから、やろうね、っていう環境でないと。

そもそもわたしは子どものころから、筋肉質ではない。もともと少ない筋肉量をこれ以上落とすのは好ましいことではない。すぐに死ぬわけじゃないけど、何かあったときに自分の足でどこまでも移動できるってのは動物として最低限必要な能力のような気がする。いまのわたしは、たぶんすぐに疲れてしまうよ…恐ろしい。
筋肉ってのは一瞬にして落ちることはないけど、逆もしかり。急に増やすこともできないから、ある程度ストレスを与えて必要量はキープしていかないとね。

今後の対策

というわけで、いろいろ身体はガタガタである。
加齢にあらがうようなことはしたくないが、、、このままいくと10年後のわたし、更年期が過ぎたころにはボロボロなんじゃないかという不安も。

若い頃は、なにも考えなくても元気でいられたけどこれからは「年なんだから」しっかりケアしていこうと思う。
まずは生活リズムを整えることから。
自覚している部分でいうと、寝る時間。
夜更かしはやめよう。早くねる。

全身の血流をもっと改善したい。
年を取るとやはり末端の細い血管まで、血液がしっかりと行かなくなるらしい。(これは血管が固くなったり、血液が流れにくかったりするため)
これまで以上に意識して、身体を動かすこと(ストレッチでもOK)、そしてもっとしっかり身体を動かすこと(いわゆる運動)も。

最後にもう一つ。
まだまだ若いと思ってきたけど、こうして少しずつ確実に老化してるんだなぁってことを、自分の中できちんと受け入れていきたいもの。
とはいえ、まだまだ続く(予定の)人生、これからも楽しめるようにセルフメンテナンスは面倒くさがらずに、きちんとしていかねばと思っている。

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