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名探偵ポアロ・最後の事件『カーテン』

今週も水曜日に図書館へ。

ちょっぴりドキドキしながらカウンターで受け取った本。
前からずっと気になりながらも、もう読もうかな、もうちょっと待とうかな…と迷いながらついにポチっと貸出予約をした。


アガサ・クリスティーのポアロシリーズ、最後の事件
『カーテン』

事前になんの予備知識もないまま予約したので、真っ赤な表紙がでてきてちょっと驚いた。今までのシリーズとちょっと趣が異なる。

が、そんなことは大したことではない。
わたしがアガサ・クリスティーのポアロシリーズにはまりだしたころ、どんなタイトルがあるのかネットで調べていたら
「どんな順番で読んでも大丈夫だけど、『カーテン』だけは最後に読むように!」
と書いている方がいらっしゃった。

ふむふむ。
なるほどねー。と思いながら、ほぼ順番通りに読み進めていった。図書館に行ったタイミングで書棚にちょうど次に読む本があることもあれば、見当たらなくてネットで予約して借りた本も。

アガサ・クリスティーの小説はポアロシリーズ以外にも、いくつか読んでみたが、登場人物がたくさん出てくるものが多い。人間関係を把握するのに時間がかかり、最後のほうになってやっとわかったと思ったら、犯人は…みたいなこともあって、しんどかったけどおもしろかった。

たしかに、きっちりと順番通りでなくても迷子になることはない。けど、以前でてきた事件のことがぽろっと出てくることもあるので、気になるひとはやっぱり順番通りに読んだ方がすっきりするかも知れないなと思う。

いやホント、長かったけどおもしろかった。

とか言いながら、『カーテン』はまだ読み終わっていない。
読んだらまた感想を書こうと思う。

さて、このアガサ・クリスティーを読んでみようと思ったのはいつだったっけ、と過去のnoteを探してみたら1年前(2021年8月)にこんな記事が。アガサ・クリスティーを読みたいがために、Kindleではなく図書館で紙の本を読もうと思ったらしい。

ここにも書いたように、わたしが初めて読んだのは『オリエント急行殺人事件』だったようだ。このお話しにも、これでもかというくらい次々と新しい登場人物が現れて、混乱しつつも最後にはちゃんときれいにまとまる、というのが定番だというのは後々に分かるようになってきた。

この本でわたしの心をギュッとつかんだのは、ロシア語を勉強した人なら「あぁ、あれね」と分かると思うのだが、このお話しに出てくる人の名前が事件解決のちょっとしたカギになっているところ。

この記事でとりあげた本の著者も、この『オリエント急行殺人事件』の映画をお勧めされていて、近々観てみたい1本だ。


というわけで、『カーテン』
読むのが楽しみ。


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