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英国留学

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高校時代に1年間留学していたときのことや、それに関連する記事をまとめています。
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キュウリのサンドイッチ

梅雨明けしたんじゃないか、ってくらいの晴れのお天気が続いている。 こうも暑いと、食卓には自然と生野菜の出番が増る。 だって暑いんだもの。 昨日の夜は 「キュウリと大葉、みょうがの和え物」 「ミニトマト」 「キャベツと玉ねぎ、にんじん、キュウリのサラダ(前日の残り)」 と見事に生野菜ばかり。そして、冷ややっこ。 冷たいものばかりではあれなので、薄切りにしたカボチャとズッキーニを、オリーブオイルをひいたフライパンで焼いた。味付けは塩を少々。 野菜が美味い。 ほとんどが地元の

いまどきの英語学習

昨日は昼寝をしないで、年賀状のあて名書きをした。 毎年12月30日、31日に慌ててハガキの山を片づけていた数年前と比べると、格段に成長した、わたし! とはいえ、一度にたくさんはできないので、昨日は10枚ほど。今朝さっそくポストに投函して第一弾はdone! 留学時代の友人で、もう10年以上会っていないけど年賀状のやり取りをしている子がひとり。毎年工夫をこらした年賀状を送ってくれる。彼女への年賀状を書きながら、そうだなぁ…なにか書こう、と思って思いだしたこと。 「英語学習を再

ラズベリーはイギリスの香り

下書きに長いこと放置されていたのを、ひっぱり出してみることにする。 *** つい先日、明日は休みだという前の晩 たまにはゆっくり湯船につかろうと思って、洗面台の下をあさっていたら、外国製のバスキューブ(いわゆる入浴剤というやつね)が出てきた。 自分で買った記憶はないのでどこかのお土産としてもらったもの。いくつかあるうちの1つを選んで浴槽へおとす。 不意に懐かしい思い出がよみがえってくる。 おぉこれは… イギリスのにおい。 高校生のときに留学先でかいだあの匂い。 当

『イギリスはおいしい』だけじゃない。

先日のお休みにいつもの図書館へ。 今月はイギリス月間なのか、特設コーナーはまたしてもイギリス。イギリスとアイルランド、ケルト、シャーロックホームズ、パブ……などと並んで、『イギリスはおいしい』が有名な林望先生の本があったので、借りてみた。 『ホルムヘッドの謎』 林 望(著) なにげなく読み始めたところ、冒頭はスコットランドへの旅についてのエッセイだった。湖水地方からの、寒い寒いスコットランド。31年前のイギリス滞在中に、湖水地方も、スコットランドも観光旅行したことがあるが

I'm not cross.

いやー、今日も寒い。 数日前に半袖を着ていたことが信じられないが、今日はコートを羽織って出勤した。だって寒いもん。 この数日、わたしの中で一時的にもりあがっているイギリスのこと。 休日に一気見して、シーズン1,2すべて見終わってしまった。 日ごろ見慣れたアメリカ映画(ドラマ)の、テンポよく進む展開と比べてのっぺりした、というか展開がゆるやかなこのドラマ、夫にはちょっと物足りなかったみたい。 でもわたしは大満足。 このドラマの設定は2014年。架空の街での話だけれど実際に

いきなり冬?

朝起きたら、雨。 しかも寒い。つい2,3日前のあの暑さはどこへ行ったのだ……。 雨降りで寒いのはなかなかツライものがある。 数日前に、新しいテレビドラマを見始めたことを書いた。 その翌日にはもう打ち切り(おもしろくない、といって別のに切り替え)かなと思ったら、夫はとくに何も言わずに続きから観はじめたので、ひきつづき観ている。 イギリスの冬は寒い。 日本も寒いけど、イギリスはもっと寒い。というか緯度が高いために冬は日が短い。 留学していた30年前、朝学校へ行く時間にはま

Happy Valley~イギリスの風景

ひさしぶりにワクワクするテレビドラマに出会った。 我が家はいつもAmazon Prime Videoで映画やドラマを観ている。何を見るかは主に夫が選ぶ。 たまに日本もドラマも観るものの、海外のものが圧倒的に多い。そして字幕で観る。ひさしぶりに日本のドラマをみると字幕が出てこないので、必死でセリフを聴きとろうとして疲れる。日本語は口をあまり動かさずにもぞもぞしゃべられたりすると、聴きとれなかったり理解できなくて困る。まぁ、でも100%完璧に聞こえなくても良いかと思ってテキトウ

夏の終わりに思いだすイギリス

だんだんと日が短くなってきました。 ちょっと前までは19時ちかくまで明るかったのに、今では18時になるともう…という感じ。日が落ちたあとは、真夏のようなうだる熱気はすでになくひんやりとしています。 都内では気がつかないけれど、自宅に帰って晩ごはんを食べていると外ではスズ虫なのかコオロギなのか分からないけど、秋を思わせる虫の声。はぁ~なごむ。田舎って良いなぁと思うのです。 夜寝るときもクーラーはいらないし、なんなら薄い毛布は最初からしっかりとかぶって寝るくらい。汗をかきなが

抜け殻。

2日間の休日明けの出勤日。土日休みのサラリーマン時代でいうところの、月曜日。 まるっと2日、仕事からすっかり離れていたのは久しぶりかも知れない。 抜け殻のようになっているわたし。 その訳は……。 約1週間前に、ここnoteでも書いていたがAmazonプライムで無料視聴ができるドラマがいよいよラストスパートということで、どっぷり浸かっていたから。 後半はもう、なんていうか 座り続けなくちゃいけないのはなにかの罰ですか、みたいな気持ちになりながらも必死でラストまで観きりま

やっと見つけた1枚の写真

この3日間、イラストレーターの使い方記事にかかりっきりでした。 自分で『できた』と思っていたことも、いざ人に説明しようと思うと、実際はぼんやりとしか理解していなかったり、思い違いをしていたことがいくつも出てくるのには驚きました。 やはりアウトプットが大事だというのを身をもって感じました。 さて。 そんなわたしですが、この休日のあいだに古いアルバムをひっくり返して、探していた写真をみつけました! 先日、イギリスの母の日のことで「シムネルケーキ」のことが話題に上りました。

1日遅れの母の日

『このタイミングを逃したら、もう次はない…』 ドキドキしながら【送信】をポチ。 この数ヶ月、わたしの肩にのしかかっていた重荷がどさっと落ちた瞬間でした。 おはようございます。 昨日、いつものようにnoteをみていると いつも記事を読ませてもらっている「らんみかさん」の最新投稿に目が釘付け… おっと、、母の日だったか。 わたしのアタマのなかでとっさに閃いた。 メッセージを送るなら今しかない、ということ。 *** 30年前にイギリスにホームステイしていた話はここnot

Adjustするということ

留学する前のオリエンテーションで耳にタコができるほどきかされた言葉がある。ふとしたときに今でも思い出しては、慣れない環境に必死でAdjustしようと頑張っていた17歳のわたしに励まされている。 なんでもAsk (きく、たずねる、質問する、ほかに頼むというニュアンスかな) なんでもTry (一度は試してみること) 高校卒業後、大学生のときにも短期でホームステイしたときもこの教えは有効だったと感じた。海外でのホームステイ以外でも新しい環境に放り込まれたとき、そこの人たちとう

英語で赤点の高校生だったわたしが、英国留学を決めるまで

毎年夏になると思い出す。 名古屋駅の新幹線ホームで大ぜいの友だちに見送られながら、涙ながらに出発した日のこと。30年前の8月、わたしは生まれて初めて親元を離れて海外でホームステイすることを選んだ。 いま世界がこんな状況になって改めて、ほんとうに貴重な経験をさせてもらったと思う。あの10ヶ月は人生のなかでも最も濃い日々で、その先のわたしの思考や行動の指針となるものをたくさん得た期間だった。 あのとき決断をした自分もなかなかだったなーと感心すると同時に、サポートしてくれた両親

英語が通じない!

高校2年の夏に初海外のイギリスへ留学した話をつづけていきます。 初海外のリゾート地ですごした3週間わたしが参加したプログラムは、ホストファミリーのもとに行く前に3週間ほどの語学研修がありました。滞在していたのはロンドンからさらに南へいったブライトンという海岸沿いにある街でした。 広い敷地内に学校があり、語学の授業をうけたり朝晩は食堂でごはんを食べたり、いま思うと寮みたいなところでした。日本から一緒に行った友達と2人で一部屋だったと思いますがベッドと勉強用のデスクだけある部