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世代を楽しみたい

久々のnote。

最近、ふと思ったことがあって書くことにしました。

「俺ら(私ら)の若い頃は・・・」という年配の方々。それらを疎ましく思う若い世代。

おそらく私は、中間世代くらいなのではないかと個人的には思っているのですが、、、

最近、自分の親世代と自分の子供と言っても過言ではない世代が共存・パートナーとして仕事をしている職場に立ち会い、両世代からそれぞれ話を聞いて思ったことをツラツラ。

仕事の仕方ひとつ見ても私の親世代は、おそらく先輩の仕事ぶりを見て空気を読み、気を回してなんぼ・・・みたいな仕事でマルチタスクが多く、1つの才能に抜群に長けていても気が利かない方がマイナス評価になりがちだった印象の世代。さらにアナログの手間も充実感と比例していたり。。。何かミスをした場合でも、先輩の教え方の問題ではなく、ミスした本人の力量のような印象が強かったように感じる。今ほど情報がなかったので何かするにしても自分が転んで痛みを知って学んで…とにかくタフな世代。

一方で私から見たら若い今の世代。本人の能力を最大限に伸ばすためにマルチタスクにならないような仕事分担。長けている才能をしっかり伸ばし、いいパフォーマンスができるように考えられた業務内容。何かミスがあった場合もミスした本人がどうこうというよりは、ミスに至った原因探し、改善、ミスが起きないように…に重きを置く。といった流れを強く感じる。情報に溢れている世の中のため、過去の失敗例なども情報として上がっていて、失敗しない方法を事前に知ることができ、極力回避はできる…がタフな世代からみるとちょっとした一言が「●●ハラスメント」にはなりやすい。

いづれの世代にも良し悪しはあると思う。

私の親の世代が重んじていた「気が利く」と言った仕事。女性はアシスタントというよりはどこか会社の「お母さん」といった癒しや暖かいイメージ。それはそれでアットホームな暖かい場所にはなるし、そっと気が回ることや人への気遣いは抜群で素敵なことだと思う。しかし、1人1人の仕事のレベルの格差は大きく「あの人がいないと仕事が止まる」ということがかなり起きる。

一方で私の子供と言っても過言ではない世代。偏見がなくフラットに物事を見ることができる力は私や親の世代にはなく素晴らしい。そしてしっかりとしたマニュアルを作る力も素晴らしい。お客様にとって一定のサービスを提供するには、会社全体の底上げとして、マニュアルがしっかりしているのはとてもいいことだと思う。物事が便利になり、昔は考えもつかなかった・手が回らなかった物事に着手することができ、どんどん便利になっている。その反面、古い世代が「普通」と思うこととの乖離はあり、一定の「普通」を作るためには、世の中として物事の「良し」「悪し」マニュアル(規則)がなければいけないのでは?とマニュアルばかりになることも少々恐れている古い私もいたりする。

個人的に色々思うこともあるけれど、親の世代、若い世代、おそらく?中間の私。両世代の素晴らしいところをもっともっと広げたい。と勝手に想像。

どちらかに偏らず、体験する前に頭ごなしにNOと言わない柔軟な姿勢でいたい。

私も日々古い世代にはなっていくものの、世代の違いを「楽しめる」人間でありたいと思う。

明日からも、楽しんでいこう。


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