見出し画像

相手に快く依頼を受けてもらえる3つの要素

(要約)
相手が快く依頼を受けてもらうためには、「仲間意識」「自尊心」「有効性」の3つの「人を動かす力」を用いて適切な頼み方をすること

文字数:約1500文字(約3~4分で読めます。)

こんにちは、“ふぇいはやと”です。

仕事などで、人に依頼することは、誰しも経験したことがあるはず。

その際にこんなことを感じていないだろうか。

「忙しいから頼みたいけど、あの人に頼むと嫌な顔されるんだよなぁ。」

「いつも依頼ばかりで、申し訳ないから、自分でしよう」

「依頼すると、借りを作ったようでなんだか嫌な気分」

自分も頼み事をしたいけど、相手がすんなり依頼を受け入れてくれるとは限らない。

相手の顔色を都度伺うのも疲れる。

相手が快く依頼を受け入れてくれる方法はないだろうか。といつも思っている人は多いはず。

今回は、相手に快く依頼を受けてもらえる3つの要素について紹介します。

■「相手が快く依頼を受けてくれる」とはどういうことか

自分が依頼された側の場合、どんな人だったら気分がいいでしょうか?

どんな人だったら気分が悪いでしょうか?

自分が好意を抱いている人であれば快く受け入れる、嫌いな人であれば不快になるでしょう。

少し言い換えると、「この人のためなら自分は自ら動きたい」と思えるような人であれば、快く依頼を受け入れてくれるのではないでしょうか。

つまり、依頼をする際には、相手が、自分を助けたいと思ってくれるなら、快く受け入れてくれるということです。

それでは、どうすれば、「自分を助けたい」と思ってくれるようになるのでしょうか。

■ 「自分を助けたい」と思ってもらえる3つの要素

①相手に仲間意識を感じてもらう

同じ会社でも、同じ部署の人、部外の人であれば、依頼を受けた際の印象が少し違うと思います。

自分にとって身近な集団の中に、困っている人がいるとします。

同じ集団に属しているという感覚があると、その相手を助けようとする動悸が生じます。

「同じ部署に属している」「同じ目標の実現を目指しているといった共通点の中から、相手が集団の内外のどちらにいるかを判断するようになります。

つまり、相手には、自分が同じ集団・同じ共通点を持った分類に属するという感覚を持ってもらうことが重要になってくるということです。

「私はあなたと一緒だよ〜」という気持ちが、助けたい思いを強くしてくれます。

②相手に自尊心を感じてもらう

相手に依頼をする際に、「申し訳ないんですが・・・」と最後尻窄みするような言い方であると、依頼を受けた側も気分が下がりますよね。

そのような言い方ではなく、相手に依頼する際、相手のいいところを褒めるようにしましょう。

「あなたはいつも私のために手伝ってくれて、とても感謝している。あなたがいるから私もこうして仕事ができる。」

誰かを助けることで、助ける側がポジティブな感覚を得ることが、助けたい気持ちを強くしてくれます。

③相手に有効性を感じてもらう

相手が依頼を受ける際に、「相手自身にもメリットがある頼み事」であれば損はしないですよね。

相手のためだけでなく、自分自身のためにもなる、つまり、相手に有効性を感じてもらうことが、助けたい気持ちを強くしてくれます。

◾️まとめ

以上、今回の投稿をまとめると

◯人は潜在的に「誰かを助けたい」
 という良き心を持っている。
◯相手に快く依頼を受けてもらうこととは、
 相手に「自分を助けたい」気持ちになって
 もらうこと
◯自分を助けたい気持ちになってもらうには
 「仲間意識」
 「自尊心」
 「有効性」の
 3つの「人を動かす力」を用いる

以上、参考になれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?