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■八百万の神の国・日本の思想ルーツが学べた一冊『神話でたどる日本の神々』

いみじくも、第三次世界大戦勃発の
薄氷を歩んでいる現代。


日本は本来多様性を受け容れられる土壌があるはずで、
子ども達に悲惨な戦禍を経験させないために
日本だからできることがあると思えた一冊。


世界の中枢となるキリスト教やヒンズー教などは
概ね一神教であるのと異なり、日本は八百万の神の国。

仏教とてインド発祥で中国を経てやってきたものと
わかっていたものの、
あらためて、自然界のある様々なものや人間そのものなど
すべてに敬意を払う日本人のルーツが
少しわかった気がしました。

お寺と神社の違いもよくわからないまま、
初詣に出かけている自分の無知が恥ずかしくなったしだい(汗)。

もっといえば、クリスマスやイースターやハロウィンの
意味も知らずに気分が高揚する自分を可笑しく思えたりも。。

ただ、この多様な神への信仰心とて、
神武天皇から始まる天皇による中央集権国家作りの思想として
神の子孫とする天皇を崇拝するよう啓蒙され続けたものだと
いうことも理解できました。

つまりは、人間が生み出したものですね。

思想というものは長年かけて
潜在意識に埋め込まれていくものであり、
使い方しだいで救いにも凶器にもなります。
バランスよく様々な思想を学んでおくことが大切ですね。

もちろん、日本の土壌が悪く出てしまうと、
影響されやすく順応しやすいという負の面もあるため、
僕たち大人が自省しながら、
社会の包摂性を守らなければいけないと思います。

すべては、日本の上司を元気にするために。


※備忘録は
「前川孝雄のはたらく論」
https://ameblo.jp/feelworks-maekawa/entry-12720266162.html

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