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オールタイムベストA-Z〜A編〜

古今東西、忘れられない名曲をアルファベット順にピックアップ。記念すべき初回は、Tom Petty and the Heartbreakersの代表曲「American Girl」をご紹介。

Tom Petty and the Heartbreakers「American Girl」

1974年にマッドクラッチとしてシェルター・レコードからデビューしたトム・ペティ、マイク・キャンベル、ベトモント・テンチにドラマーのスタン・リンチ、ベーシストのロン・ブレアが参加して結成されたTom Petty and the Heartbreakers。

今回ご紹介する「American Girl」はデビューアルバム「Tom Petty and the Heartbreakers」(1976年)に収録されている。

トム・ペティはブルース・スプリングスティーン、ボブ・シーガー等と並び、アメリカの中西部・南部の白人労働者の心情を代弁するロック・シンガーとして知られている。歌い方にしても、ボブ・ディランやバーズの影響をかなり受けている。

バーズのロジャー・マッギンは、当時ラジオでこの曲が流れて来た時、自分の曲だと勘違いしたらしい。そしてその後、すぐにカバーをしている。

(声そっくり!)

トム・ペティは本国アメリカではかなり人気のミュージシャンなのだが、日本での知名度が全くといっていいほど無いのが悲しいところ。

みなさん!映画「羊たちの沈黙」で、殺人鬼バッファロー・ビルに殺される女の子が直前まで歌っていたのはこの曲ですよ!

また、この曲は、歌姫テイラー・スイフトもカバーしている。自分を奮い立たせるような、そんな力強さを感じる素晴らしいカバーなので、こちらも是非チェックしてもらいたい。

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