人のせいにして生きていたわたしが、ハーゲンダッツを食べて人生変えた話
もっと〇〇して△△したら、きっと人生変わるはずだ!!
そして頑張った先に引き寄せる、不可解な出来事。
こんなに努力しているのに、
なぜ?
そんな悩み多き人間だったわたしが、(死ぬまでに) 本当にしたいことをした結果・・・こうなった! というこちらの記事。
この記事に関して、ご質問を頂きました。
大学生のY君、ありがとう!!!
わたしで良ければ答えさせて頂くよ! と言いたいのですが、どこから、なにを話し始めたらいいかわからないから、書きたいことを書いちゃうゾ☆
まず、どうして「正解」、「正義」、「常識」、「美しさ」が重要で、それを無視して堂々と生きる人間が、そして自分自身を許せなかったのか。
理由は非常にカンタンなんです。
無理して本心じゃない、あるべき姿を演じていたからじゃ~~!!
そのままの自分じゃ愛されないし、生きていちゃいけないし、存在価値がないと思い込んでいたからなのです。
そのままで生きることを自分に許せていないから、自分が生きるための口実として、人のために働き、人のために生き、人の幸せを願い、世の中の役に立つ人間になる!
そんなことが目標や夢(という名の生きるための資格)だったわたしは大学生の頃から国内外のボランティア活動に参加し、父が始めたホームレス救済活動に携わるようになりました。
「〇〇のため」と聞くと響きは良いですが、言い換えると、「人のせい」。
どうですか。
「ボランティア」という光に隠された、わたしの闇は自分で書いていても恐ろしいです(笑)
※ ボランティアに携わるすべての人ではなく、あくまでもわたしの話として聞いてください。
しかし、そんなわたしにとって大きな事件が起きました。
ある日のことです。
「ティッシュペーパーがなくなったから買ってきて」と当時携わっていた施設の人から買い出しを頼まれたワタクシ。
炎天下の真夏日。
仕事や恋愛も上手くいかず、生理も重なって体調は最悪です。
しかし、「良い人」でいなければ生きている資格がないと思い込んでいたわたしは(←この時はもちろん無意識でしたが、潜在的にという意味です)、汗をかきかき、施設から二十五分ほど先にあるドラッグストアへ向かいました。
さて、どのトイレットペーパーがいいかしらん。
ドラッグストアの冷房で身体を冷やしながら、トイレットペーパー売り場で悩むわたし。
わたしが使っているのはシングルですが、ダブルを買って行った方が喜ばれる気がします。(経費で落とすのだけれど)
そんなことを考えながら携帯を覗くと、デートやイベントの楽しそうな様子を友人たちが知らせてきます。
ほんの少し寂しくなった気持ちを引き締め、ダブルのトイレットペーパーを両手に抱えたわたしは大量の汗をダラダラ、施設に戻りました。
「買ってきましたよ~」
そう言ってドアを開けると、新しい木材の匂いとキンキンに冷えた冷房の風が瞬時に額の汗を乾かしていきます。
施設は先月新設したばかり。わたしが当時住んでいたアパートの何十倍もキレイで広いのです。
誰からも返事がないので、靴を脱ぎリビングに向かったわたし。
すると、冷房がガンガンに効いたキレイな部屋で、ワイドショーに夢中になっている利用者さんが数名ソファで寝転がっておりました。
わたしの存在に気付く様子もなく、テレビを見ながらモグモグ。なにかを食べている皆さん。
え?
わたしは、彼らの手に握られたカップを見て固まりました。
それってもしかして
ハーゲンダッツですやん。
・・・。
おおおおおおおおおおおおい!!!!
テメェらのために、こっちは炎天下トイレットペーパー買ってきたんだわ!
しかも、興味本位でトイレットペーパーをトイレに詰まらせた挙句、ペーパーが無くて困っているのは、あなた達ですよね???
こちとらワザワザ、無償であんたらのために大切な休日使ってトイレットペーパー買ってきたんだわ。
しかも、
ダブルで。
せめて、「おかえり~」とか、「こんにちは~」とか、挨拶とかできないワケ?
しかもハーゲンダッツって! わたしだって滅多に食べれない高級品、寄付だかなんだか知らないけど、どうしてなにもしていないお前らが食べれるんだよ!!! フゥフゥフゥ
はっ。すみません!
つい、当時のことを思い出して取り乱してしまいました。
しかし、
「なにもしていないお前ら」という発言は、なにかしなくちゃ生きる資格がないと思っていたが故に出たもの。資本主義どっぷり、やまゆり園事件を想起させます!
そもそも、わたし達は、生きているだけで、存在しているだけでいい。
息吸っているだけで素晴らしいもなにも、そもそも、生きるのに条件なんかいらないはずです。
許可なんて必要ないのに、自分でいっぱい条件付けて生きてしまうなんて、悲劇で喜劇じゃないですか!
するかしないかは別として、わたしだって好奇心でトイレットペーパーを詰まらし、人に片付けてもらい、快適な場所で暮らして、ハーゲンダッツを食べていいはず。
っていうか、小さいときは、それしてたのに!(笑)
それなのに、〇〇していない自分は価値がないと思い込み、人のために生きて、良い人を演じている自分。ってこれ、わたしが助けようとしていた「可哀相な困っている人間」って、自分のことだった!!!
可哀相な人間は、人の幸せを心から喜べません。
わたしはこんなに〇〇してやったのに! なんでお前らは(わたしより)幸せなんだよ! って嫉妬しちゃうから、幸せな人の足を引っ張るんです。
わたしはボランティアという「正解」、「正義」、「常識」、「美しさ」のもと生きているのだから、それに対し「感謝してもらう」ことが大前提としてありました。
だから、それらを全部無視して堂々と(自分より幸せに)生きる人間が許せなかったし、そんな自分も許せなかった(怖いですね~!)。
わたしだって、なにもせずとも堂々と生きていい。
そのことを自分に許して、許せない自分も許して、それでも許せない自分も許して、許して許して許し切った先に見付けた光の先は、なんとも暖かい世界でした。
そして、やっぱりわたしは人のために生きたいし、人の役に立ちたいし、人の笑顔が大好きです。
でも、もう過ちは犯しませんよ!
いっぱいいっぱい考えて出た答えは、まずは自分が満足して、楽しく生きることが最優先。人のため(せい)にはせず、自分のために生きる。
余分があれば、無条件で与えることができるから。我慢しないで、やりたいこと、したいこと、遠慮せずにやっていいんだよ。
したいなら、すればいいし、イヤだったら断っても、止めてもいい。
それだけで、とてもシンプル。
質問に答えられているのかわからないけれど、とりあえず、わたしがY君に言えることがあるとすれば、
一緒にハーゲンダッツでも食べよう💗
人からなんと言われようと、Y君が後悔しない人生を歩むことをわたしは信じているよ~!
無責任なわたしからは、こんなことしか言えないのですが、みなさんからY君にメッセージやおススメの記事、または書籍があれば、ぜひコメント欄に書いて頂ければ光栄です(*´▽`*)
ちゃんと答えられたか心配だけど、わたしは満足しているので、このへんで!
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