Defense against cyber-attacks/後編の前ふり/敢えてよくある解説を/再投稿(前編)
先ず敢えて各段落の一般的な解説をしてみます。
本稿解説前半
英字記事①: Central government offices(中央省庁), local governments and private firms are exposed to severe attacks in cyberspace. In 2017, a type of malware(悪意のあるソフトウエア) called ransomware[ランサム(身代金)ウエア] spread across the world, ⇔再々度この表現が出ました!
①の解説: まず①のbe exposed toは大切で「~にさらされる」=expose 目的語 to~が受け身になった形、このtoは前置詞なので名詞/doingが続きます。以下は何度も出てきましたが、spread across the world「世界中に広まる」、throughout the worldや in all parts of the worldなども「世界中に」です。
英字記事②: causing hospitals, railway companies, banks and big businesses in Japan to suffer damage such as temporary suspension of their operations. Cyber-attacks on Japanese government organizations amount to 7 million a year.
②の解説: ②で大切なのは下線部解釈などに頻出の「お尻にくる分詞構文(接続詞 S+VをVingで表す形)」で、,causing 目的語 to doとは、and (S) cause 目的語 to doという節(文)を現在分詞で書くこと。
これはほぼandに置き換えればいいのですが、難レベル英語入試では時々andではなく、butやalthoughの場合もあるので要注意。
②は「悪意のあるウィルスのせいで、病院、鉄道、銀行や大企業が一時的操業(業務)停止などの被害を受けた」となります。
また、amount toも頻出で「数や量が~に達する=reach」という時に使われる便利な言い方。
a year = per year「一年につき、年間あたり」も頻出。
本稿解説後半
英字記事③: ー中略ーJapan will host big events in the coming years: the summit meeting of the G20 in June, the Rugby World Cup from September, and the Tokyo Olympics and Paralympics in 2020.
英字記事④: The relevant organizations(関係機関) must cooperate with each other to ensure smooth management of these events.
③④の解説: ③④で大切なのは、host big eventsでhostの代わりにholdを使ってもいいです。その受け身 be held = take place ≠ holdはよくご存知だと思いますが、要注意です。
in the years to come = in the coming yearsですが、yearsの部分を変えると他にin the six months to comeなど色々使えます。
be relevant to「~に関係ある」⇔ be irrelevant toやcooperate with= work togetherも大切ですが、ensureの名詞や形容詞の頭やお尻にenがつくと動詞化(enrich, encourageなど)も要注意。
お伝えしたいこと
このような解説はよく見ると思いますが、ここで終わってほしくないのです。普通ここで終わるかと思うのですが、何のために上記の解説をしたかと言いいますと、英字記事の内容を別の英語で表現するためのものと考えて下さい。
それが英語要約や自由英作文(書くことや話すこと)につながっていきます。
ワンパターンですみませんが、文法やイディオムは決して文法問題を解くためだけにあるのではなく、内容を英語で伝えるための英文や句をつなぐ大切な道具(接着剤)として理解すると、日本文⇔英語を自由に駆使できます。
このことが出来れば日本人の英語力(4技能)は格段と違ってくるはずです。
後編に続きます⇒
※全身痛再発7年目で外部の学校には指導に行けませんので、サポートは本当に有り難いです。投稿内容にご納得の上、何らかの形で英語指導の機会を与えて頂ければ幸いです。よろしくお願いします。 HP⇒https://feedback01.webnode.jp/ 福岡県 北九州市 小倉南区