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独立しようと思った理由 1

こんにちは、司法書士のOneです。

これから何回かにわけて独立しようと思った理由を記載していこうと思います。

今回はそのなかで大きな割合を占めるワークライフバランスについてです。


ざっくばらんにいうと、時間に縛られる安定した給与生活よりも時間に自由な働き方を手に入れたいという話で2つの観点から記載をしてみます。


家庭との関係


ぼくには同い年のパートナーがいます。
現在妊娠をしていて、11月出産の予定です。

結婚して一年ちょっとですが、当初から、パートナーは子供がいても働きたいと話していました。
双方の実家までは近いほうでも片道2時間以上で、近くに気軽に頼れる親族はいません


東京で子育てをするのであれば2人で協力をしていくのは必須条件と考えています。出産後、新しい環境で働く予定ですが、働きたいときには働くといったことは難しいと思います。そんなときにぼくが自由な時間に働ければ、子育てとお互いの仕事が圧倒的にしやすくなると思っています。


あとはぼく自身が、子どもと過ごす時間を多くとりたいということもあります。ちょっと変わった具体例かもしれませんが、将来子どもが保育園や幼稚園に入ったら送り迎えをしたいです、というかたぶんほんとにしたいことは通園の行き帰りで子どもが発するであろう自由奔放すぎる会話の世界をして楽しみたいということがあります。

この話だけだと、一見意識高い系のイクメンですが…          子育て(いや、対女性?)偏差値は低いです…


つい先日、近い将来の赤ん坊の件で、                 「全部わたしばっかり考えて」と妻に任せっきりな思いを抱かせ、泣かせてしまいました。
ただでさえ初めてのことに加えてわけわかんないウイルスですごく不安だったようです。ほんとごめんなさい。


会社との関係


ぼくは中~大規模の司法書士法人で働いています。
司法書士などの士業業界では中小規模の組織で勤務として働くことが大多数で、成果給でなく時間給で働くのが常です。


つまり、子育て世帯が時間的な都合で(求められる成果は同じでも)短時間勤務を希望すれば、定時で働く時間が減るので、会社としてはその分減給するということになります。

今の自分の給与体系は、業界としては珍しく選択制で、年俸制としていますが、売上ベースの完全な成果給ではありません。組織のみんなのための貢献やそのためにどれくらい時間を費やせているかなど目に見えない要素も多分に含まれています。パートナーと呼ばれる組織の経営者と直接話す機会があり、最終的に総合的な観点からパートナーで話し合って年俸は決めていると聞きました。

自由な時間に働いて給与もある程度は欲しいという希望があった場合、
仮にぼくがパートナーとしての会社の立場であっても、よほど替えがきかない人材で、よほどの事情がないと認めないと思います。なぜなら、それを認めてしまえば、その人だけが特別扱いとなってしまうし、反面、全員にそれを認めることはできないので、組織の秩序が保たれなくなってしまうからです。


したがって、凡人たるOneが雇用されている立場では、そのようなワガママな希望の実現が現実的ではないので、最初は苦労するとは思いますが、安定や給与を捨ててでも独立したいという結論に至りました。

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