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未だ過労死はなくならず…

今は、ひと月の時間外が80時間で過労死ラインか~♫
僕ら若かりし頃はコンスタントに80時間を超えていた時もあったかも…

とりあえず2ヶ月100時間以内というのが労使で決められていた時間外の限度だったけど、職場の慣行では、2ヶ月100時間で勤務データがピックアップされない(目をつけられない)ように、毎月ごとに時間外を30時間、60時間を交互にすることで、2ヶ月90時間にデータ上修正して、目をつけられないようにしてましたね~♫

強引にこの数字にするので、実質過労死ライン程度はやっていたのかも…

まあそれだけ自分の仕事として好きでやりがいもあったので、苦では無かったけど…

今は、帰宅の時に社員カードで帰宅時間にピッと電子的にタイムスタンプされて、その後、会社のゲートでも同じ社員カードでゲートでピッとやらないといけなくて、会社側に、タイムスタンプとゲート通過の時間差も把握される仕組みになっています。

でも、当時はゲートなんて無かったので、夕方の6時とか7時に、一旦仕事が終わったかのように見せかけるために、タイムスタンプにカードをピッと読み込ませ、帰ったことを装った後に、再び職場に戻り、時間外勤務、つまりサービス残業を公然とやってましたね~♫

仕事がピークの時は、明け方まで仕事して、次の日は日勤で仕事だから、無精髭のまま、タイムスタンプまでカードを読み取らせ出勤を装って、その後、ロッカーに入れている髭剃りや歯磨きをもって簡単に身支度してました… まあ、普通に、昨日と同じ服を着ていて、少々お疲れモードな状態だから、職場の周りの人は「察する」人は多かったように思いますが… というより同じようなことをしている人が当時は多かったですね~♫

そんな職場生活だったから、今だと立派に過労死認定されるぐらいが当たり前の時代だったんですよね~♫

さて、この記事の例は、3年前の10月に亡くなられたらしいのだけど、労災認定まで3年も必要としているって、ちょっと時間がかかりすぎているように思いますね…

当時の勤務情報を十分掴んでなかったのか、昔の僕らがやっていたのと同じような慣行があって、データ上は問題ないのだけど、その人がそこにいないと成り立たない仕事なのに、何故その仕事が出来ているのかといったデータと実際の労働とに齟齬があることがわかり、その解明に時間を要したのか…

まあ、いずれにしても9年前の2013年の過労死事案から、2019年の今回発覚した事案まで、NHK内で実のところは改善されていたのか微妙ということなのだろう…。

わたしも研究者や専門家の立場として、企業の不祥事研究をしていますが、実はコンプライアンスやコーポレート・ガバナンス、その他、企業での制度が行き届いているといえる企業や団体でも、度重なる不正や不祥事が起こるのは何故かということで、一つ、有力なことを10年程前に見つけ出していて、それ以降、色々なところで検証を進めて今日に至っています。

まだ、同様の論考を、論文を含めた文章化がなされてないのを確認しているので、今のところ自分の論のオリジナリティは担保されているように思っているのですが、その辺の研究成果は、わたしが本業を卒業した後に、ゆっくりと色々なところで展開しようと目論んでいます。

多分、今次々に表れている日本企業の製品や商品のデータ改ざん不正なども、同様のことが関与していると思っています。

まあ、不祥事研究を不祥事が多い組織で行ってきた人は少ないと思いますので、日本の企業の不正や不祥事撲滅のために、わたしの長年の研究成果が、いつの日か寄与できると、良いのかと…

とはいえ、まだまだ検証作業は続きます。

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