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5年生存率30%の男 〜肺癌宣告から〜

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気楽に受診した人間ドック… その結果、タバコも吸わないのに肺癌宣告となり、そのドタバタ含め、自分の感情や思いのままに記録しています。
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#化学療法

思いっきり熱中したいのに…

昨日は、カイロを右背中上方、背中側傷口、脇の3箇所に貼っていたので、日中は暖かく過ごせました。 でもやっぱり、20時を超えると、痛み止めが効かなくなって、痛重さが倍増… 同時にシャツに貼っているカイロも冷めてしまうからかも… 帰りにスーパーで買い物をして、タクシー待ちの時間が辛かった… リンパ節転移右肺上葉から気管支側につながるリンパ節も切除され、そこからがん細胞の浸潤が確認されたわけですが、その報告を聞くと、なぜか既に切除されているその部分(気管支側)が痛く感じてしま

5年生存率30%に賭けて生きる

最近のNOTE投稿が、わたしの肺癌話ばかりになり、書いている自分も多少うんざりしつつあるのですが、対人的には普段同様にしているけど、こころの中は同様ではなく動揺してるんですよね~、ど~よ~♪ 動揺の根源わたしが潔く右肺上葉の切除手術に挑んだのも、その他の疑いのある2か所(右肺下葉すりガラス結節影と右肺下葉すりガラス結節影)があるものの、それでもステージは「1A」相当で、5年生存率は80%なので、高い確率で少なくとも5年生存は達成できるという目論見があったから… でも、切

肺癌手術(右肺上葉切除)から一月を経て

満員電車にも乗れるようになりました術後、職場復帰を果たしたものの、やっぱり右肺手術後を気にして、ビジネスバックを右肩に引っ掛けるのもできず、右手をつり革に掛けるのも勇気が必要でした… でも一ヶ月を経て、ビジネスバックを右肩に掛けても平気になりました。少しづつ改善が見られ、今は右手をつり革に掛けても、怖さはなくなるほどになりました。 外見上は全く健常者と変わらないくらいになれたのは、回復として早いのかも… 周期ズレ当初は恐る恐る呼吸をしていましたが、今は、十分な呼吸も可能

不運は続くよ、どこまでも… 肺それま~で~よ~…の巻

またまた病院に1月5日に術後の診察に行って、リンパ節への転移に落ち込みながらも、何とか気持ちを持ちなおし、そしてまた1月27日に化学療法(抗がん剤治療)の今後の医療方針を聞いてきました。 抗がん剤治療って、テレビドラマの観過ぎかも知れないけど、やっぱり脱毛は気になるところ… とりあえず医療用の帽子は購入したけれど、ハゲないことを祈るのみ… 手術後の肺のリンパ節への転移は、呼吸器外科の先生から1月5日の診察で話がありましたが、その詳細を今回聞くことができました。 切除し

副作用続くー!…の巻(2023年2月10日)

昨夜22時に寝れたのに昨夜は消灯時間の22時に寝れたのに、30分もせずにトイレに起きました。なんと550mlもお小水が… その後も0時30に… トイレから戻ってくるときに、胃が痛くなってました。とりあえず水を飲んでしのいでました。結局1時間半から2時間おきにトイレに行ってました。トイレの大の方は、昨日は出ず。今日も、もよおすけれど出ずじまい… 朝の看護婦巡回今日の朝は、昨日ほどではないけれど、なんとなく内臓関係がむかむかしている感じです。 看護婦の巡回は、いつものように体

副作用少し緩和…の巻(2023年2月11日)

夜中から朝にかけて22時の消灯後から約2時間おきにトイレに起きる。お小水の量も1回500mlなど、半端なく多い状態(抗がん剤治療の腎臓への影響を考慮して、お小水が出るような医療行為の結果です)。かなり利尿剤が効いていて、指の浮腫みは完全に取れました。また、内臓のむかむか感も昨日よりは更に改善。 ただ、利尿作用に腸の水分が持っていかれるのか、お通じが便秘状態で、もよおしてトイレには行くけれど、出ないまま帰ってくることあり。 朝の看護婦さん巡回今日は体温も59.5度と久々のわた

入院中の穏やかな日曜日…の巻(2023年2月12日)

昨夜から今朝にかけて昨日同様、約2時間おきにトイレに行くけど、今日は昨日ほどは量はでなかった。便秘は相変わらずだけど、その前のガスは出るようになってきたので、もう少しってところかも… 何度かもよおしてトイレには行っているけど、なかなか出ない状態で… 水分は昨夜のうちにルイボスティのペットボトルも、ついに飲み干し。今朝になって持ち込んだ炭酸水もすべて飲み干していました。 残りはトマトジュースのペットボトル2本、うち1本は途中。お茶のペットボトル1本、コーヒー1本のみ。今日は

最強のイビキに翻弄される…の巻(2023年2月15日)

昨夜から今朝にかけて折角、隣のベッドが2日間空いていて、快適な睡眠ができていたのに、今日は打って変わって、これまでで一番最強なイビキの人にぶち当たってしまった… 人間は何故にこのような耳栓も効かず、ただ轟音を発するのだろうか… きっと枕をして上を向いて寝る習慣がある人が、年とともに気道を圧迫されても、その習慣のまま寝起きするから、こんなモンスターな人たちを生むのかも知れない… 今回は、わたしをはじめ相部屋6人のうち4人が寝れてないのだろう… 煩い時に同じタイミングで皆さん

つ、ついに…の巻(2023年2月17日)

昨日から今朝にかけて昨夜は22時の消灯のあとに、しばらくネットを眺めた後、寝ることにしました。イビキの音も聞こえてきましたが、耳栓で何とかなるレベルだったので、やっと睡眠がとれました。23時に寝たとして3時までで計4時間は寝れているので、わたしの普通の睡眠時間は確保されました…。 とはいえ、深夜3時には目が覚め、何もすることがなく、仕方なく過去の自分が記したNOTEなどを読み、何故今自分はこのような病室にいるのかを自問自答する無限ループに今日も陥ってしまいました。涙、涙なく

しびれを切らしてしびれる退院…の巻(2023年2月18日)

最後の晩餐昨夜の消灯時間の22時前に、ひとりルイボスティをビールに見立てて、ウィダーインゼリーと果実のど飴を肴に、ベッドの上でお疲れさん会をしました… とりあえず、当初は抗がん剤治療による吐き気とハゲ気(?)を気にしていたのですが、吐き気については、シスプラチン投与の前に吐き気対策の点滴投与で対策が打たれていたので、思いの他、強烈な吐き気をもよおすこともなく、何とかこらえきった感じです。ハゲ気の方は、今のところ抜け毛までには至っていない様子… 入院患者さんや看護婦さんの噂で

やはり一般の健康診断では肺癌の早期発見は絶望的かと…

右肺上葉切除手術後の定期健康診断今年に入り、切除した右肺上葉の病理検査で、リンパ節の24のサンプルのうち、2サンプルに癌の浸潤があったことで、当初の肺癌のステージ1Aだったものが3Aに変更されました。また、これにより化学療法(抗癌剤治療)に移行されることになりました。 そして1月24日には、現在の職場での健康診断。 事前の問診票には「肺がん 治療中」とだけ記載しました。 その結果を社内イントラで確認… う~ん、やっぱりこれでは肺がん等の初期発見は絶対ムリというのが、わたし

年齢を重ね糖尿病にならないために そして抗がん剤治療2サイクル目に向けて

糖尿病にならない対策入院していたときに相部屋の病室内で、糖尿病を併発している患者と看護師さんや医者の会話を病室で聞いていたら、本当に可愛そうに感じました… わたしも年齢的には予備群みたいなものだから、少なくとも糖尿病にはならないようにしようかと、色々と食材を検討中… 最近は、朝に「りんご酢+納豆」、トマトジュースを欠かさず、職場へは水筒に「ルイボスティ+イヌリン(水溶性食物繊維)」、帰宅後は、「りんご酢+トマトジュース」と食後にビオフェルミンS を3錠、これが日課になって

抗がん剤治療2サイクル目に(2023年2月27日)

極力病気休暇を減らす努力本來だったら右肺上葉切除で、癌の治療から開放される予定だった昨年末までの状況でしたが、その後の切除した肺の病理検査で、24サンプルのうち2サンプルで、リンパ節へのがん細胞の浸潤が確認され、今年に入り、抗がん剤治療を施すようになりました。 1サイクルは3週間、そのうち2週間にあたる2月6~18日まで入院していました。2サイクル目は、今日、2月27日の血液検査の結果、白血球等の数値をみて決定されます。 2サイクル目は、第1週は火曜と水曜の1泊2日の

1泊2日予定の抗がん剤治療…の巻(2023年2月28日)

新しい朝がきた昨日の採血の結果、2サイクル目に入ることになりました。そして今朝、昨日処方された吐き気止めを朝食後に服用… このお薬は、口に入れるとスッと溶けるタイプでした。 いよいよ入院また、病院に着てしまった…  入院の受付でリストバンドをもらい、8階の西側で入院手続きを終え、看護婦さんに連れられて病室へ… また3Lのパジャマを借り、着替えを済ませ、キャリーケースの中のものをセッティング… もう手慣れたものである… おっと、また小型の目覚まし時計を忘れてました… 今回