『社会不適応者神…降臨！（終盤戦）』鮮烈デビューの小学一年生は、こうして社会を知っていった！

お待たせしました。お待たせし過ぎたのかもしれません。メイプル楓でございます。…今ココに降臨♡。

まずは終盤戦を読む前に序盤戦と中盤戦を読んでから、戻って終盤戦を堪能して欲しい。

序盤戦
『社会不適応者神…降臨！（序盤戦）』鮮烈デビューの小学一年生は、こうして社会を知っていった！

中盤戦
『社会不適応者神…降臨！（中盤戦）』鮮烈デビューの小学一年生は、こうして社会を知っていった！

簡単に序盤戦のあらすじを説明すると、
「無尽蔵にわき起こる情熱からの納得いかない敗北」って感じだ。

そして簡単に中盤戦のあらすじを説明すると、
「バトって愚痴ってポンポンタイタイ先生フェードアウト」って感じだ。

……からの終盤戦だ！

・結局、先生との学校生活は半年ぐらいだった。
三学期に入ってすぐに、先生の赤ちゃんが生まれた報告を受けた。そして２年生になった時、私の通う学校に、新しく配属された若い女の先生が担任になった。

つまり…、この若い女の先生は、全く私の事を知らない。全くだ。知る由もない。社会不適応者神（７歳）の社会不適応者神（６歳）の頃なんて知るハズもない。

加え、この若い女の先生は子供が嫌いだった。子供でも分かるぐらい、「あぁ〜…。コイツ…。私達のこと嫌いだ…」っていうぐらい子供が嫌いなのが伝わった。

これは余談だが、先生が子供嫌いで教室が凍りつく経験をしたのは、後にも先にもこの時だけだ。

・先生の質を知った。
この若い女の先生は子供達の事など全く無関心で、社会不適応者神（７歳）が社会不適応者神（６歳）の頃に知った「先生」とは全く異質だ。

目を見て話さない。（基本）
目が合ったらニラむ。（基本）
目が合って喋る時エグい。（基本）
氷の表情。（基本）
無視。（基本）
無関心。（基本）
陰湿。（基本）
子供の怪我無関心。（基本）
子供のケンカ無関心。（基本）
皆の前で辱め。（不快時小程）
アナタ達嫌いオーラ全開。（不快時中程）
とくに社会不適応者神（７歳）嫌いオーラ全開拡大。（不快時大程）

などなど言い出したらキリがない。
加え、社会不適応者神（７歳）がこの若い女先生とバトる事はない。当たり前だ。全ての事に無関心なんだからな。お互い嫌いあっているだけだ。

一年生の時の先生から経験した真剣という姿勢を、この若い女の先生からは、

まっっーーーーーーーーーーーーーーーっったく伝わらない。
まっっーーーーーーーーーーーーーーーっったく伝わらない授業を、
延っっっっっっッッッッッッっ々と受けたのが、２年生だった。

まっっーーーーーーーーーーーーーーーっったくの延っっっっっっっっっっっっっっっッッッッッッッッッッッッっ々だ！。

これは余談だが、目を見て話さない先生が目を見て話す時って、ハンパなく「アナタ嫌い」を伝えていた。そらそうだよな。そのために目を見て話しているんだから…。

・結局、若い女の先生は翌年に辞めた。
それは自然に理解できた。当然だろうなって思った。アレほど「私に近寄るなオーラ全開」だったからな…。

私が３年生の一学期が終える終業式、若い女の先生は朝礼台に立って長々と戸惑いながら、意味不明の言い訳をしていた。長っ々とだ。

意味不明だったけど、あれは私達生徒に向けられた言葉ではなく、恐らく大人同士で何かがあったと思う。子供でも何か伝わったよ。

長ッッッッッッっっっっっっ々とだ！暑い炎天下の中っ！
意味不明を長ッッッッッッッッッっっっっっっっっっ々とだ！

まっっーーーーーーーーーーーーーーーっったく無関心の
延っっっっっっっっッッッッッッッッッっ々の無真剣からの
長ッッッッッッッッッっっっっっっっっっ々の意味不明演説だ！

ったくっ！最後の最後まで…。やってくれるぜコイツ…。そのまま先生続けてたらゾっとするわ！

これは余談だが、大人同士のモメ事か、もしくは子供嫌いが原因で他の先生達からお咎めを受けたのか…。理由は知らんが、子供は大人のしている事を、ただただ受けるだけだ…。

・まぁ、２年生の頃はともかく、
社会不適応者神の歴代先生達は、比較的に良い先生が多かった。悪い先生って基本的にいなかった。小学２年生の時ぐらいだろう。

先生も人間だから、いくぶん行き過ぎる事もあるのかもしれないが、怒っても叱っても真剣な先生ばかりだった。怒る・叱る理由は教育理念があるからだろう。子供はただただ、それを受けるだけだ。

先生の真剣って子供が大人になってから、やっと伝わるかもしれない。でも元生徒が先生の通信簿つけるなら、そこだろうな。「先生、私達に真剣だったよ」って。

っとまぁ〜こんな感じで、私の心血を注いだ三部作（序盤戦・中盤戦・終盤戦）を終えることになっ…………。ん？。

なんだ？

え！？

なっ…！どっ…！どうして……！

どうしてお前がっっっっっっッッッッッーーーーーーーー！

フルスロットル紅葉（もみじ）ぃぃィィィィィーーーーーーーー！！！！

どうしてお前がココにいる！いつもお前が現れる時は、私が瞑想をしている時だけ！お前は瞑想をしている時にだけ存在する、もう一人の私！

ココは現実の世界だ！なのになぜ？！どうしてっ！！どうしてお前がぁぁぁぁぁぁぁっっっッッッーーーー！！！

紅葉：お前…。ワシが何者かまだ分かってへんのか？
私：どういう事だ！お前はもう一人の私じゃないか！
紅葉：フッ…！
私：なっ！何だ！何がおかしい！
紅葉：とんだ茶番やで…。
私：っっっっッッッ！！！
紅葉：ワシはな…
私：（ゴクッ）
紅葉：ワシは…
私：お前は…
紅葉：ワシはお前にできへんかった全てや…。

終盤戦で終わると思ったが、まさかの展開！

ではまた！千秋楽で！

瞑想中にでてくるフルスロットル紅葉の記事はこちらから。『恋は若者の嗜好品』って思うのは、善か？悪か？普通か？