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ダサい介護からイケてる介護への転換

みなさんこんにちわ。

北海道の田舎の老健で理学療法士をしています社会人一年目の藤本です!

前回の投稿「多くの介護施設がダサすぎる」では自分の投稿の中で一番多くの方にスキをいただきました。本当にありがとうございます。

そして、今回はその続きにあたる、ダサい介護業界をどうやってイケてる業界にするのか!ということです。

もちろん一個人の考えであり、絶対にこのようにしてください!しないのは意味が解らない!などの話をしているわけではありません。

むしろ現実味に欠ける話もしていることは重々理解しています。それぞれの施設にはそれぞれの事情や課題があります。

あくまで僕の理想や夢のような話だと思っていただけると幸いです。

では早速!!


1、初めに


先日投稿させていただいた「多くの介護施設がダサすぎる」で世の中の介護業界の現状や人手不足に陥る理由についてお話しさせていただきましたが、読んでいない方の為にもおさらいです。

介護業界が人手不足に陥る理由は

①3K

②環境がダサい

③制度的プレッシャー

④無駄な文化

⑤優秀な人ほど苦しい現場

⑥給料面の課題

この6つです。

そして今回は、そのような介護業界の人手不足や課題に対して日本全国の介護施設経営者に提唱したいアクションプランをお話しします!

ぜひ最後まで読んでください。


2、他者の価値観を受け止める


まず、経営者の皆さんに強く提唱したいのは他者の価値観を受け止めるということの大切さです。

先日の投稿でもお話ししましたが、介護施設は若者の獲得が課題となっています。

その理由は大きく言うと介護業界というものが若者にとって魅力の無いモノとなっているからです。

若者はいつの時代も「カッコいい」「新しい」「魅力的だ」と思うものに興味をもちます。

しかし現状の介護施設はどうでしょうか?

胸を張って「うちの施設はカッコいい!」「うちの事業は新しい!」「うちの介護は魅力的だ!」と言える施設は決して多いとは言えないと思います。

当たり前ですが、それでは若者は介護の仕事に対して興味を持てません。それどころか、「3Kと呼ばれるものがあって、建物の内装は古臭いし、未だに記録は紙媒体だ」というようなマイナスの印象を持ってしまいます。

ではどうすれば興味を持ってもらえるのか、考えていきましょう。


まずは手始めに施設のユニフォームを例に考察します。

皆さんは介護施設のユニフォームに対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?

中には当てはまらない人もいるかもしれませんが、施設のユニフォームと呼ばれるものは、地味な色をしたTシャツで、胸に漢字で施設名が印刷されているものが多いように感じます。

もちろんデザインとしての漢字も上手に使えば素敵だと思います!


ダサいユニフォームを着て毎日仕事をしたいと思いますか?

いやいや別にユニフォームなんて気にしないよ。という方もいるかもしれませんが、その考えはもったいないと思います。


みなさん進学先の高校を選ぶときに「制服がかわいいから」という理由で選んだ人いるんじゃないでしょうか?というか絶対にいますよね。

僕の周りでもそういう方はいました。


子供のころに警察官のカッコいい制服に憧れたことはありませんか?

高校時代の部活動で自分のチームのユニフォームを着て試合に参加することに誇りを感じませんでしたか?


これって施設の制服では発生しない感情ですか?

例えば、明るいカラーでシルエットがかっこよく、イケてるブランドのロゴが胸に入ったようなポロシャツを毎日着て仕事が出来ると思おうと、モチベーションも上がりますよね。

そういうことです。

介護業界への就職を考えている若者が施設見学に来た際に、カッコいいユニフォームを着て生き生きと働く職員を見たら、間違いなく印象はプラスです。

施設の経営者はそれなりの年齢の方が多い印象です。

その中の全員がそうだとは言いませんが、ユニフォームなんて動きやすければそれでいいんだ。安ければ尚良しだ!。

と考える人が大多数だと思います。でなければ今のような現状にはなっていませんから。

ユニフォーム一つで業務にどの程度影響が出るのかなんて考えたこともないのです。

また、仕事中はピアスやネックレスなどの装飾品は禁止、髪を染めるのは禁止などの様なルールを設定している施設も多いと思います。

これは介護業界では常識のようなものです。

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