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【ドイツ語】 お金をくずしてもらう(ドイツひとり旅)#555

※ 音声はコチラ↓ 

Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。


stand.fm の音声を聞きながら note でのスペルや書き起こしを見ていただくと効果的です。


第554回では1週間のまとめとチェックをしました。


1.場面説明

お金をくずしてもらえるか聞いてみる

お財布の中を見ると、なかなか使う機会のない100ユーロ札がずっと残っています。特に郊外の小さな町では、カードが使えないお店が多いので現金を持っておきたいのですが、高額紙幣は普通使われないようです。おつりがないと言われたり、偽札ではないかと疑われたりすることもあり、使い勝手がよくありません。ホテルのフロントでくずしてもらえるか聞いてみます。

2.使えるドイツ語表現

そこで今日の表現です。どのような意味推測しながら発音しましょう。

Könnten Sie bitte diesen 100-Euro-Schein in fünf 20-Euro-Scheine wechseln?

3.単語の説明

Euro は「(ヨーロッパ連合の通貨単位)ユーロ」で男性名詞です。

Schein は「紙幣、札」という意味の男性名詞です。

Scheine はその複数形です。


今日の表現を日本語で表すと次のようになります。

「この100ユーロ札を20ユーロ札5枚にくずしていただけますか?」

4.覚えたい言い回し

両替する、くずす

「〔お金(4格)を〕~に両替する、(小銭など)にくずす」と言いたい場合 in … wechseln が使えますので覚えましょう。

Euro in Yen wechseln で「ユーロを円に両替する」という意味になります。

今日の表現の diesen 100-Euro-Schein in fünf 20-Euro-Scheine wechseln は「100ユーロ札を20ユーロ札5枚にくずす」という意味になるわけです。


数字については第17~23回で説明しましたので復習に使ってください。
note ではマガジンにまとめています↓

5.背景知識

ユーロ紙幣について

ユーロ紙幣は現在5ユーロから200ユーロまでの6種類が発行されています。ユーロ硬貨は国によってデザインが異なりますが、ユーロ紙幣はユーロ圏で統一されたデザインになっています。

第一シリーズでは500ユーロまで7種類が発行されましたが、2019年4月26日までにすべてのユーロ加盟国において500ユーロ紙幣の印刷が終了しました。その理由は、他の主要通貨と比べても500ユーロ紙幣は高額であることや、マネーロンダリングに使用される懸念などがあるからとのことです。
参照:ユーロ紙幣 - Wikipedia

50ユーロ札は数枚持っておくと便利ですが、200ユーロ札や100ユーロ札は20ユーロ札や10ユーロ札にくずしておきましょう。

もしホテルのフロントでも両替を断られた場合、銀行の窓口で早めに両替しておくのが良いと思います。 


いかがでしたか?
ご感想やコメントをお待ちしております。

それでは、また明日。
Bis morgen.
Tschüs!

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