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FC今治のフットボール/今治モデル構想とは。

今治モデル構想のコンセプト

今治及び近隣の街全体での長期一貫指導により日本一質の高いピラミッドを構築する。

今治は、人口16万人という小さな街ですが、情熱をもった沢山のサッカー仲間がいます。その仲間達と協力し、小さな街だからこそ出来る取り組みがあると考えています。そして、今治だけでなく、今治近郊の街の仲間達とも信頼を築き上げ、小さな街から日本のサッカー、及び社会の発展に貢献できる活動に取り組んでいきます。

1:岡田メソッドを活用し、地域のサッカー仲間達と協力した育成、普及、指導者養成モデルを構築し、発信する。
2:自立した選手を育て、自律したチームを作る。そして、応援される人間を育てる。
3:サッカーを楽しむ機会を提供し、サッカー人口を増やす。
4:岡田メソッドを用いたビジネスモデルを構築し、今治モデルが継承発展可能な活動にする。
5:サッカーで人々に勇気と希望、感動と笑顔をもたらし、人々が集まる街にする。
6:世界のサッカー仲間と交流し、サッカーの発展、世界平和に貢献する。

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わたしたちのフィロソフィー

ENJOY 「サッカーを始めたときの楽しさを忘れないで!」
サッカーを始めた時の楽しさ、ゴールを決めた時の喜びを忘れない。ミスや相手を恐れることなく、ピッチの中で生き生きと目を輝かせ躍動するようにプレーする。監督やコーチに言われたことをこなすだけではなく、自分の責任でリスクを冒し成功した時の本物のENJOYを知る。

OUR TEAM「チームは監督のものではなく、選手一人ひとりのもの」
チームは監督やコーチのものではなく、そこに属している選手たちのものである。だからチームがうまくいかなくなったり、問題が起こったら監督コーチに頼るのではなく自分たちで考え解決していく。やるのは選手である。選手は自分でプレーの選択をできる。それが自立した選手である。

DO YOUR BEST「チームが勝つために、全力を尽くそう!」
勝つことにこだわるウィニングマインドを持ち、チームが勝つためにベストを尽くす。その結果負けることは全く問題ない。負けたらその悔しさを次へのモチベーションにつなげる。

CONCENTRATION「今できることに集中しよう!」
今できることに集中する。負けた試合を悔やんで今全力を尽くせない。ミスしたら、負けたらと心配して今全力でできない。そんな馬鹿なことはない。大きな夢を目標を見つめながらも、足元にある今できることに全力を尽くす。選手にできることは、日常のコンディション管理、集中したトレーニング、試合で100%ベストを尽くす、この三つだけ。

IMPROVE「現状に満足せず、常に進歩する気持ちを持ち続けよう!」
常に満足することなく成長し続ける。どんな選手も一直線の右肩上がりに進歩しない。山あり谷ありの中で少しづつ進歩する。谷にあるときにえてして過去の山を見てしまう。「前はできたのに・・」と。スランプや谷にあるときこそ将来のより高い山を見つめる。谷にあるのはより高い山に行くため。ジャンプするときにいったんしゃがむように。

COMMUNICATION「コミュニケーションをとり、お互いを理解しよう!」
仲良しグループは悪い事ではないが、お互いを認め合うことが大切。例えウマが合わない仲間でも「あいつに任せれば絶対止めてくれる」「あいつにパスをすれば決めてくれる」。そして、自分を認めてもらう努力、それがコミュニケーション。究極は日常の挨拶。コミュニケーションの準備ができている合図。

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岡田メソッドとは

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岡田メソッドとは、主体的にプレーできる自立した選手と自律したチームを育てることを目的とした、サッカー指導の方法論の体系です。まずは16 歳ぐらいまでに、サッカーのプレーの原則である「プレーモデル」を浸透させることが重要です。この「プレーモデル」は、「日本人が世界で勝つための〈サッカースタイル〉を実現する」ための原則であり、FC 今治が目指すサッカースタイルです。

「プレーモデル」に基づいて有効にプレーするための「テクニックとプレーパターン」があり、それを習得するための「年代別トレ ーニングエクササイズ集」があります。さらに、それらを効果的に指導するための「ゲーム分析とトレーニング計画」「コーチング」「ヒューマンルーツプログラム」「フィジカル」「コンディショニング」「チームマネジメント」があり、それらすべてを含んで「岡田メソッド」と呼んでいます。

「守破離」の考えに基づいた一貫指導

守:プレーモデルの原則を、知識として体得する。プレーモデルの原則を、知識として体得する。

破:プレーモデルの原則を、実際のプレーの中で自ら選択して実行する。

離:原則は潜在意識に入っていながらも、頭が完全にフリーな状態で、直感的に生き生きとプレーする。

2019シーズンのトップチームの振り返り

競技成績
年間順位4位以内となり、J3昇格を達成。また、DF園田拓也選手、DF駒野友一選手の2名がJFLベストイレブン選出されました。

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Jリーグ入会の要件を満たした瞬間

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アカデミー・メソッドとは

アカデミーメソッドでは、岡田メソッドを用いて、守破離の考えに基づいた一貫指導を行い、16歳までに習得させることで、自立した選手を育て、自律したチームを作ることを目指しています。

それと同時に、サッカーを通した人間教育を行い、応援される人作りも行っています。現在、男子には、U-18、U-15、U-12のチームがあります。女子には、レディースのTOPとレディースNEXT(U-18/U-15)があります。どのカテゴリーも着実な成長を遂げており、更にレベルアップを目指しています。FC今治の所属の選手やチームだけの成長に留まらず、同時に、地域と一体になって成長も遂げるために、「トレセン活動」「指導者養成」への協力を積極的に行っています。

1:岡田メソッドでの自立した選手を育成し、自律したチームを作る。
2:19 歳でトップチームで活躍できる選手を輩出する。
3:サッカーを通した人間性を育成し、応援される人間を育てる。
4:女子サッカーを身近なものにし、地域の女子サッカーの憧れになるチームを作る。
5:トレセン活動や指導者養成を通じて、地域のサッカーのレベルアップに貢献する。
6:PDCAサイクルを回しながら岡田メソッドを改善し発信する。

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ホームグロウンの活動

サッカーを通して地域の子どもたちに身体を動かすことの楽しさや喜びを伝える。サッカー教室やクリニックを通して今治市、東予地域のレベルアップに貢献する。サッカーイベントの開催を通して仲間づくりに貢献する。この3つの考えのもと、以下の7つの活動を実施し、その総称として「ホームグロウン」と呼んでいます。

1:サッカースクール
子どもたちがサッカーを楽しむ機会を提供するとともに今治のサッカー人口の増加を目的として行っています。

(会場)今治市内の全7会場
(対象)年中児〜小学6年生
(人数)335名 ※2020年1月時点

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2:巡回指導
サッカーの楽しさを伝えるとともに、サッカーとの出会いの機会創出のための活動として行っています。今治モデルを支えるための重要な基盤となる活動の一つです。

(対象)今治市内の年長児と小学1年生
(2019年実績)小学1年生全1201名/年長児:全912名

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3:サッカーイベントの開催
シニアを対象にしたウォーキングサッカーや、子どもたちを対象としたTOPチームとのふれあいイベントなど。スポーツを通じて人々を笑顔にするため、年間で多種多様なイベントを行っています。

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4:サッカークリニック
今治市、東予地域を中心とした愛媛県内のU-12〜18を対象に、岡田メソッドによるサッカー指導を行い、地域の子どもたちや指導者のレベルアップを目指しています。

(過去実績)2019年愛媛県立今治東中等教育学校が全国高校サッカー選手権大会出場、ベスト16。

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5:ゲーム環境の提供
試合機会の少ない子どもたちにもサッカーを通じて勝ち負けを味わう大切さを感じてもらうため、U-9(小学2〜3年生)を対象にしたサッカー大会を年間で4〜5回開催しています。

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6:障がい者スポーツの支援
障がい者支援施設の子どもたちを対象にサッカー教室を行なっています。BARI CUPには障がいのある子どもたちで結成されたサッカーチームに参加していただきました。

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7:児童養護施設の子どもたちへのサッカー教室
市内の児童養護施設を招待し、当クラブの選手とともにフットベースボール大会を開催。また、クラブで使用しなくなったユニホームやグッズなどを無償提供しています。

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グローバルでの活動

わたしたちは今治モデルで実践していることを、アジアを中心とした海外に発信し、以下の3つ考えを大切にし世界のサッカー仲間と交流しています。

1:世界と対等に戦うことを目標にアジアサッカーをレベルアップする
アジアの中でトップクラスと言われる日本のサッカーノウハウを提供することで、アジアのサッカーのレベルを押し上げることに貢献したいと考えています。日本サッカーの目標は、世界で闘うことです。アジアの国々の人達と協力し、しのぎを削りながらレベルアップを図っていけるよう努めています。

2:「岡田メソッド」をベースに各国のクラブをサポートする
アカデミーのシステム、コンセプト、指導指針作りのサポート、選手育成及びチーム強化、指導者養成、選手・指導者・クラブスタッフの今治または日本への研修受け入れ、サッカーの普及活動など、総合的にサポートしています。

3:サッカーを通じて世界平和に貢献する
中国の浙江緑城との全面提携をメインとし、香港のサウスチャイナへの指導者養成サポート、台湾のクラブからの短期留学受け入れなども行っています。世界の人々とサッカーを通じて仲間をつくり、お互いを理解し合っていくことで、世界平和に貢献していきます。

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