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自己中のすゝめ

自己中と聞くと悪いイメージを抱かれる方が多いと思います。
自分中心で他人のことは考えない。そんなイメージがあると思います。
しかしパワハラ受け適応障害になってからは時には自己中になることも必要だと感じるようになりました。

私が意図する自己中とは、
・自分のことを第一に考えてそれから他人のことも考える
・自分のことを第一に考え、その時何を思うか感じるかの感覚を大事にすること
になります。
心を壊してしまった方は多少なりとも自分のことは蔑ろにしてしまう傾向があると思っています。その優しい気持ちが故、パワハラで苦しんでしまったり、辛い人間関係に巻き込まれてしまったり。
振り返ってみるとパワハラを受けていた時は自分のことなど全く考えていませんでした。
「辛いけど休んだら部署や同僚に迷惑を掛けてしまう。」
「大変なのは自分だけではない」
このように考えていて、結局限界に達してしまいました。

休職をして初めてカウンセリングを受けた時に、自分の気持ちを正直に伝えられないことに驚きました。体調が悪かったと言うのもありますが、その時自分が何を感じ、どう思って行動したのか。そんなことをほとんど考えてきていなかったのです。
いかに自分と対話せず、対外的なことだけを考えて生活してきたのかを実感しました。当然頼まれごとをした時など断ることを知らずに徐々にストレスが溜まっていく。そんな感じだっと思います。

休職中は辛かったのですが、自分と対話をする期間でもあったと思います。
いきなりは難しかったのですが、自分がまずどう思うかを意識するようにしました。そうなったからと世間のイメージの自己中になるわけではなかったのです。
何か断る時も説明をして断る、代替案を提案することが本当のコミュニケーションであることも学びました。
いきなり断ることは難しいかもしれません。私も未だに苦手です。
しかし自分を中心に置く意識をするようになってからは少し生活しやすくなったように感じます。

良い意味で自己中になる。これからも実践していきたいと思います。

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