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展望:【グループE】21/22 チャンピオンズリーグ

さぁここからグループリーグ展望は後半戦へ!
みなさんが応援しているチームはご紹介されただろうか?

ここまで16チームをご紹介したが、まだ欧州の強豪16チームがお待ちかね。さぁ、後半戦も張り切っていきましょう!

それではグループEに揃ったチームは?

グループE

意味合い違う新チーム作り

■グループE
バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
バルセロナ(スペイン)
ベンフィカ(ポルトガル)
ディナモ・キエフ(ウクライナ)

ドイツとスペインのビッククラブが!この2チームに共通する言葉は「新たなチーム作り」?新監督招聘にゴッドの退団…

そしてポルトガルの強豪であり、世界のビッククラブへ選手を送り込む育成最強クラブ。ウクライナ王者のディナモ・キエフとどのカードを観ても面白いはずだ!

バイエルン・ミュンヘン

昨シーズン前人未到のブンデスリーガ9連覇を果たしたドイツの絶対王者バイエルン。欧州の舞台でもその強さは折り紙つき。2シーズン前に見せたCL全勝優勝は正に圧巻。スーパー強度でどのチームも歯が立たなかった。

そんな最強チームが今シーズンは新たなチームへ歩みだしている。この強さを築き上げたハンジ・フリック監督に代えて、ライプツィヒから新世代を牽引している革命家34歳ユリアン・ナーゲルスマン監督を招聘した。最年少記録を次々と塗り替える若手のホープ。

彼のイズムが少しづつ注入され新しいバイエルンが出来上がっていくだろう。すでにナーゲルスマンイズムが…

そしてライプツィヒからナーゲルスマンと一緒にCBウパメカノ、そして彼のサッカーを体現するMFマルセル・サビッツァが新加入。

この選手たちがバイエルンにいる世界最高峰の選手たちとどんな化学反応を起こすのか本当に楽しみだ。ナーゲルスマンにとっては初めてのビッククラブの指揮。その辺りのチーム作り、采配も楽しみになりそうだ。

バルセロナ

メッシとの旅の終わり…

全世界に衝撃を与えたメッシのバルサ退団。まさかあんな形で別れが訪れるとは。退団会見でのメッシの涙に心を打たれた人は多かっただろう…

しかし、チームは前に進まなければいけない。メッシのいないバルサは何十年ぶりなのだろうか。バルサもバイエルンとは違った意味で「新たなチーム作り」となった。

そしてグリーズマンも退団しアトレティコへ移籍。昨シーズンまではまるっきり違うバルサが見えるはず。

新たなバルサが見える!というより、バルサは新たな変化をしなければいけない状況になったと表現した方がいいかも知れない。

2つのチームを比較すると…

能動的なバイエルン
受動的なバルセロナ

好んだ形で新チーム作りを進めるバイエルン
好んでいない形での新チーム作りとなったバルサ

新チーム作りという言葉だけ見れば共通して2チームだが、そこに至るストーリーの意味合いは全く違う…

前述した通り、メッシの退団を悲しんでいる時間はチームにはいつまでもある訳ではない。試合はあっという間にやってくる。チャンピオンズリーグはやってくる。

メッシを失ったバルサがどんなチームへ変貌するのか見届ける必要がある。バルサが築き上げた歴史や、サッカー界に与えた革命は計り知れないからだ。きっとバルサは立ち上がる。逆境を跳ね返しまた我々サッカーフォンに衝撃を与えてくれるはずだ。

そんな1歩目が今季のチャンピオンズリーグで見れるはずだ。もがき苦しむバルサを見るのか。輝かしいバルサをもう1度見るのか。

そんなバルサに立ちはだかる大きな試練バイエルン。バルセロナが2シーズン前、CLの舞台で衝撃的なスコアで粉砕されたバイエルンにリベンジしなければいけない。色んな意味合いこもったバイエルンとバルサとの2試合。衝撃的な試合を見れるかもしれない。楽しみすぎる。

ベンフィカ

昨シーズン国内リーグでは苦しんだようだ。しかし、今シーズンは開幕から5連勝と絶好調でCLへやってくる。

プレミアリーグファンにはご存知のオタメンディとヴェルトンゲンが最終ラインを支える。中盤にはドルトムントにいたヴァイグルや、今季新加入となった昨シーズンはミランでプレーをしていたメイテは注目の選手。そして前線にはウクライナ代表のヤムチュクが。EURO2020でも活躍していた実力者。

各ポジションに確かな実力者が揃うベンフィカ。そしてリーグ戦5連勝ということでチーム状況も絶好調の状態でCLを迎えるのは非常に楽しみだ。

そしてベンフィカというチームの大きな特徴の1つをお忘れではないだろうか?ベンフィカ経由でビッククラブへ羽ばたく選手が多いことだ。

マンチェスター・シティに所属するGKエデルソンや今や世界屈指のCBに成長しているルベン・ディアスもここから羽ばたいている。アトレティコ・マドリード所属のジョアン・フェリックスもベンフィカ出身。

そんな選手がまたベンフィカにもいるはずだ。スターの原石を見つけるのも楽しそうだ。

ディナモ・キエフ

ウクライナ王者のディナモ・キエフ。CLは2年連続の出場となった。昨シーズンのCLではグループGに入り、バルセロナとユベントスと同組に入り惜しくも3位でグループ突破は叶わなかった。そして今シーズンもバルセロナと同組でリベンジの思いはあるはずだ。

メンバーの多くは国内のウクライナ代表選手が名を連ね、先日行われていたEURO2020に出場した選手も多い。そして若い選手も多くフレッシュな戦いぶりを見れるかもしれない。

次はグループF!


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